SOLは100ドルを超えて急上昇し、8番目に大きな暗号通貨に

　　8月30日、暗号市場は弱気相場が続いているが、高速トランザクションとスループットに中心しているSolanaのトークンSOLは、過去24時間で19％急騰。100ドルを超える過去最高値を記録した。現在SOLの価格は118米ドルであり、24時間取引量が54億米ドルを超えた。市場価値は580億米ドルに達し、8番目に大きな暗号通貨となたことになる。

　　SOLは、最近1か月（2021年8月）で201％以上も急上昇した。Solanaがプルーフ・オブ・ステーク（PoS）コンセンサスメカニズムを使用してSOLトークンをマイニングしたおかげである。Solanaは自らを「イーサリアムキラー」として位置付け、分散型ファイナンス（DeFi）と非代替性トークン（NFT）の業界で新しい機会を探すことに取り組んでいる。Solanaのネットワークには毎秒約1,000回のリアルタイムトランザクション容量があり、開発者はこの数がピーク時に50,000に達する可能性があると主張している（イーサリアムの処理能力は毎秒約30回、ビットコインは毎秒4.6回である）。取引手数料もイーサリアムの手数料より安い。

　　2021年、Solanaは、暗号化インキュベーションスタジオの成立を支援するために3億ドル以上の資金を調達した。このスタジオはブロックチェーンベースの分散型アプリケーション（dapps）とプラットフォームの開発を加速することを目的とした。

　　さらに、Solanaは、ソラナエコシステム専用のベンチャーキャピタル部門と取引プラットフォームを設立することも計画している。暗号通貨取引所FTXの創設者兼CEOであるSam Bankman-Fried（サム・バクマン・フライ）氏は、Solanaの主要な支援者の1人である。FTX取引所はSolanaの上にSerumと呼ばれる分散型暗号デリバティブ取引所を設立した。

　　スイスで有名な金融会社であるDigital Assets AGも、Solanaの主要パートナーの1つである。同社はSolanaブロックチェーンで、Facebook、Google、Netflix、Nvidia、PayPal、Square、Teslaなどのトークン化された株式サービスを提供している。

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