決済大手Money Gramは、Stellarブロックチェーンネットワークと連携し、CircleのUSDCステーブルコインを使用して、即時送金システムを構築している。
決済大手Money Gramは、Stellarブロックチェーンネットワークと連携し、CircleのUSDCステーブルコインを使用して、即時送金システムを構築している。
2021年第4四半期に試作を開始し、2022年の初めまでに暗号通貨と現地法定通貨の間にステーブルコインの交換チャネルを徐々に立ち上げ、Money Gramの1億5000万人ほどの利用者にサービスを提供する予定だ。
この連携により、顧客は現金とUSDCを自由に両替できるようになる。さらに、Circleは、現金をUSDCに両替すると、暗号資産の流動性が向上すると同時により多くの消費者が暗号経済に参加できるようになると述べた。
StellarのCEO兼常務取締役であるDenelle Dixon氏は、「暗号通貨を法定通貨に、法定通貨を暗号通貨に両替できるという点で、これは革新的なサービスである。私たちはできる限り最善のサービスを提供したいと思っている」と述べた。
Money Gramの会長兼CEOのAlex Holmesは「Stellarとの連携は、以前のRippleとの連携とは完全に異なる性質のものだ。Rippleとの連携は、外国為替取引を促進する。Stellarとの連携は、より広範囲になり、一般消費者に直接影響を与えるという点で大きく異なる。」とコメントした。
ほとんどの銀行は暗号通貨業に対して、常に懐疑的な見方を維持している。Holmesは、「テキサスユニオン銀行がCircleとMoney Gramとの間の決済銀行になる」と述べた。
Holmesは「テキサスは、暗号業界に対して積極的な見方を持っており、州知事も関連コメントを発表している。テキサスユニオン銀行はここで確立されたブランド銀行であり、暗号分野業界での機会獲得のチャンスを探していた。暗号通貨業界に関与するのは、次世代サービス提供へのステップを着実に踏んでいることを示しているのだと思う。」と語った。
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