昨日のBTC相場は反発。20日に史上最高値約67,000ドル(約760万円)を付けた後失速、6万ドル(約680万円)割れで下げ止まると、半値戻しとなる63,000ドル(約715万円)台半ばまで反発した。
ビットコイン、史上最高値からの調整は小粒?【仮想通貨相場】
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review調整を脱す
昨日のBTC相場は反発。20日に史上最高値約67,000ドル(約760万円)を付けた後失速、6万ドル(約680万円)割れで下げ止まると、半値戻しとなる63,000ドル(約715万円)台半ばまで反発した。BTCは金曜日に63,000ドル台半ばまで値を戻したが、金曜日Valkirie社のETF(BTF)がローンチ直後に値を崩したこともあり、週末に2度6万ドルを割り込んだ。しかし、ProSahresがCMEに対し制限の緩和を求めたこともあり切り返すと、CMEのBTC先物開始に向け値を戻していった。金曜日のクローズ水準でオープンを迎えると一旦落ち着いたが、同社の制限緩和によりCME先物への買い余地が生じるとの見方もあり、先物主導で62,000ドル(約705万円)台に上昇した。海外時間に入ると、63,000ドル近辺まで上昇後今回の調整の半値戻し水準で上値を抑えられていたが、CITIのCEOが暗号資産の決済サービスを準備しているとし、更にMastercardがBakktと提携して同社ネットワークを利用する銀行や加盟店に暗号資産サービスを提供できるプラットフォームを準備していると発表すると、一時63,000ドル後半まで値を伸ばした。
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