日本語
Download

XRP(リップル)、Swell前後の値動きは例年通り?テクニカルからは別の示唆が見える【仮想通貨相場】

 XRP(リップル)、Swell前後の値動きは例年通り?テクニカルからは別の示唆が見える【仮想通貨相場】 WikiBit 2021-11-02 05:40

例年通り、Swell開催を控えてか価格は底堅い展開となっており、現在120円台で推移するXRP/JPYはSwellの11/9-11/10までに9/1比でのプラス圏回復となる130円台への上昇の可能性はありそうだ。

  XRP(リップル)、Swell前後の値動きは例年通り?テクニカルからは別の示唆が見える【仮想通貨相場】

  著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

  プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

  アノマリー的に上昇余地は限定的か

  CoinMarketCapより作成

  上図は、2018年から2021年まで各年毎に9/1を基準として、XRPの12/31までの終値の変化率を示した図である。

  今年も注目度の高い年次イベントである、リップル社主催の「Ripple Swell Global」が11/9-11/10の日程で予定されている。

  Swellの開催に関してXRPの値動きは、「Swell開催前にXRPの価格が上昇し、開催中から下落に転じる」という動きになりやすいと言われている。

  そこで、上図におけるSwell付近での各年のXRP/JPYの価格変動を以下に整理する。

  【2018年】

  Swell開催日である10/1に9/1比で70%の上昇を達成。しかしイベント通過後はその上昇率を上回ることなく下落し、12月にはマイナス圏に突入する場面も見られた。

  【2019年】

  2018年に比べて落ち着いた値動きとなり、上昇傾向を描きSwell開催直前の11/6に9/1比で23%の上昇を達成。しかしイベント通過後は下落一辺倒となり、12月下旬には-20%の水準まで落ち込んだ。

  【2020年】

  9月月初から9/1比でマイナス圏での推移となる弱い値動き。Swell開催前までに下落幅を小幅に縮小したものの、Swell通過後も9/1比でマイナス圏の推移を続けており。冴えない値動きとなった。

  なお、11月中旬からの急騰はFlare NetworksによるSparkトークンのエアドロップへの期待感が後押ししており、エアドロップ付与権利が確定するスナップショット日(2020/12/12)通過後にはXRP/JPYは急落している。

  では、2021年はどうだろうか。

  現在の価格水準を確認すると、マイナス圏での推移を続けているものの、9/21に9/1比-29%となって以後、徐々にマイナス幅を縮小していることがわかる。

  例年通り、Swell開催を控えてか価格は底堅い展開となっており、現在120円台で推移するXRP/JPYはSwellの11/9-11/10までに9/1比でのプラス圏回復となる130円台への上昇の可能性はありそうだ。

  しかし、過去の値動きを踏襲すると考えた場合、来週以降の上昇余地は少ない可能性も考えられ、ここからの参入はSwell後の方向感を確認する必要があるだろう。

  また、過去3年において、12月下旬には9/1比でマイナス圏へ落ち込んでおり、年末にかけてXRP/JPYが弱くなる傾向があることも注視しておきたい。

  上図で、各年Swell以後12月末までの最大下落率は-30%となっており、これは直近安値である9/21での下落率とほぼ同様である。

  そのため、年末にかけて再度9/21終値である97.255円まで押し戻される展開も想定しておく必要があるだろう。

  最後に、XRPの価格推移についてテクニカルの視点から検証してみる。

免責事項:

このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。

  • 暗号通貨トークン価格変換
  • 交換レート
  • 外貨両替計算
/
現在のレート
両替できる金額

0.00