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XRPでDeFiが利用可能に──Wrapped XRP、12月スタート | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン

XRPでDeFiが利用可能に──Wrapped XRP、12月スタート | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン WikiBit 2021-11-01 08:00

暗号資産(仮想通貨)XRP(エックスアールピー)保有者は、イーサリアムベースのDeFi(分散型金融)を利用できるようになる。 29日に発表されたWrapped ...

  暗号資産(仮想通貨)XRP(エックスアールピー)保有者は、イーサリアムベースのDeFi(分散型金融)を利用できるようになる。

  29日に発表されたWrapped XRP(wXRP)はXRPに1対1で裏付けられたデジタル資産。ラップド・ビットコインなどを提供しているWrappedと、香港に拠点を置く暗号資産カストディアンのHex Trustが12月から共同で提供を開始する。

  借り入れや融資、自動マーケットメーカー(AMM)の利用など、さまざまなDeFiアプリケーションへのアクセスが可能になるとWrappedを共同運営する暗号資産スタートアップ、トークンソフト(Tokensoft)のメーソン・ボルダ(Mason Borda)CEOは述べた。

  同氏によると、XRPを「wXRP」という形でDeFiに対応させるのは初めての試み。Wrappedはこれまで、ビットコイン(BTC)、ジーキャッシュ(zcash)、ファイルコインなどのラップド・トークンを扱ってきた。

  「我々はラップド・トークンを複数扱っているが、Wrapped XRPは巨大なものになると考えている。XRPは時価総額トップ10の暗号資産であり、最大級のコミュニティを持っている」(ボルダ氏)

Wrappedの戦略

  XRPでは、サイドチェーンを介してDeFi機能を追加することが検討されていた。そのため、保有者の間では機能拡大への期待が高まっている。

  Wrappedは、サンフランシスコの暗号資産スタートアップ、トークンソフトと、暗号資産カストディアンのアンカレッジ(Anchorage)が共同運営しており、すでに9つのラップド・トークンを提供している。

  現在、Wrappedはサービス提供範囲を広げるために、複数のカストディアンと提携する戦略を取っているようだ。

  「すべてのカストディアンがすべての暗号資産をサポートしているわけではない。つまり、複数のカストディアンと連携することでラップド・トークンの選択肢を広げ、活気あるエコシステムを構築することができる」とボルダ氏は語った。

  |翻訳:coindesk JAPAN

  |編集:増田隆幸

  |画像:Shutterstock

  |原文:XRP Gets Wrapped by Tokensoft for Ethereum DeFi Debut

  ※編集部より:本文を一部修正して、更新しました。

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