アップグレード「タップルート(Taproot)」が11月14日に完了し、材料出尽くしから上値の重い展開を継続していたら折、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が見つかったことを受けて、リスク資産売りに連動。一時526万円まで調整した。 節目であった600万円水準はボックス下限、雲下限まで調整して反発した場合、9月安値から10月高値の半値押しでの反発となり、チャート的には奇麗なところであった。そこを割り込んだことで、500万円前後~600万円強のボックスが意識されることになる。 更に上値のめどを提示できるとしたら、大きなボックス(2021年4月高値から6月安値の倍返し)1,100万円弱が1つの上値めどとなるが、時間を要する状況になったといえる。
12月9日 ビットコイン価格テクニカル分析【Zaifフィスコ仮想通貨ニュース】
著者 中村 孝也(なかむら たかや)Fisco 取締役(情報配信事業本部長・アナリスト)
日興證券(現SMBC日興証券)より2000年にフィスコへ。現在、フィスコの情報配信サービス事業の担当取締役。2000年代前半の新規上場(IPO)ブームの際には、IPO担当として1,000社を超える企業の調査・分析を手がけた。Zaif(カイカエクスチェンジ)の親会社であるカイカエクスチェンジホールディングスの取締役でもある。
(出典:Zaif「ビットコイン/円」)ビットコイン テクニカル
アップグレード「タップルート(Taproot)」が11月14日に完了し、材料出尽くしから上値の重い展開を継続していたら折、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が見つかったことを受けて、リスク資産売りに連動。一時526万円まで調整した。
節目であった600万円水準はボックス下限、雲下限まで調整して反発した場合、9月安値から10月高値の半値押しでの反発となり、チャート的には奇麗なところであった。そこを割り込んだことで、500万円前後~600万円強のボックスが意識されることになる。
更に上値のめどを提示できるとしたら、大きなボックス(2021年4月高値から6月安値の倍返し)1,100万円弱が1つの上値めどとなるが、時間を要する状況になったといえる。
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