8年間でわずか6回発生のビットコイン「売られすぎ」指標が点灯

　　William Suberg

8年間でわずか6回発生のビットコイン「売られすぎ」指標が点灯

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　　マーケット

　　56,000ドルで、あるビットコイン（BTC）の価格指標が、珍しく売られすぎの領域に入った。

　　分析プラットフォーム「LookIntoBitcoin」の生みの親であるフィリップ・スイフト氏は、12月6日のツイートで、ビットコインの「アドバンスドNVTシグナル」から来る潜在的な強気のシグナルが点灯したと主張した。

BTC価格暴落でアドバンスドNVTが売られすぎ領域に

　　アドバンスドNVTは、時価総額とネットワークボリュームを用いて、ビットコインがある価格帯で買われすぎか売られすぎかを計算する。

　　11月下旬、BTC/USDがすでに56,000ドルまで下落していたとき、スイフト氏は反発が起こると主張していた。

　　この指標はその後、先週金曜日の大幅下落でスポット価格に合わせて下落し続けた。しかし、2015年以降6回しか発生していないNVTの「売られ過ぎ」のシグナルが戻ってきたことは、プラスに働く可能性がある。

　　「現在、市場には多くの恐怖センチメントがあり、それが私を強気にさせている。多くの指標が底値に近いことを示唆している」と同氏は指摘した。

　　“アドバンスドNVTシグナルは、オンチェーン取引に対する価格を見ている。このように売られすぎたことは過去に数回しかなく、その度に強い反発が起きている。”

　　しかし、このような反発の強さはすでに薄れている可能性があることに注意が必要だ。ビットコインはビットスタンプで51,500ドルまで夜間に約6％上昇した後、反落している。

4万ドルまで我慢か

　　記事執筆時点では、51,000ドルが焦点となっており、コメンテーターが新たな下降局面に入る可能性を強く示唆している。

　　「4万ドル半ばで買いだ。トラップにはまらないように」とトレーダー兼アナリストのPentoshi氏はツイッターのフォロワーにアドバイスした。

　　I can see $BTC short term trading back towards 52k but I think if you wait a few days/week you'll avoid chop. Buy in low to mid 40's. Not get trapped. Don't see a reason to take new longs here atm. Going to wait for a new trade to come to me pic.twitter.com/NS7J0PainD

— Pentoshi (@Pentosh1) December 6, 2021

　　一方既報のように、ビットコインの基礎的な強さと、スポット価格が一致しない原因はいくつかある。

　　その中には、過去最高のハッシュレートと、広範囲にわたる売りの不足がある。対照的に、小規模なホドラーは先週ずっとポジションを増やし続けている。

　　取引所のフローデータによると、クジラだけがヘッジをしているようだ。

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