テレグラムの共同創設者兼CEOであるパベル・デュロフ氏は、テレグラムが昨年にプロジェクトを放棄した後にも、テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)の開発がまだ続いていることを「誇りに思う」と語っている。
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テレグラムの共同創設者兼CEOであるパベル・デュロフ氏は、テレグラムが昨年にプロジェクトを放棄した後にも、テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)の開発がまだ続いていることを「誇りに思う」と語っている。
「私たちが作成したテクノロジーが生きていて、進化していることを誇りに思う。スケーラビリティと速度に関しては、TONはブロックチェーンの分野で他のものよりも何年も進んでいる」と、デュロフ氏は23日にテレグラムの投稿で述べている。
デュロフ氏は、プロジェクトがTONからToncoinにリブランドされたことを指摘した。元のTONとは異なり、新しいプロジェクトはテレグラムから独立している。「しかし、私はそのチームが成功を収めることを望んでいる。適切な市場開拓戦略と相まって、彼らが何か壮大なものを構築するのに必要なものを持っている」と述べている。
デュロフ氏の発言はテレグラムとTONとのパートナーシップの後に出てきた。
テレグラムの検証された支払サービスであるDonateとTONは23日にパートナーシップを発表している。これにより、Toncoinの仮想通貨を使用してテレグラムで寄付やサブスクリプションの支払を行えるようになる。
TONは2017年にデュロフ氏らによって作られたブロックチェーンだ。だが、米証券取引委員会(SEC)が2018年のテレグラムのICO(イニシャル・コイン・オファリング)が違法であるとしたことで、テレグラムとSECとでその適法性を争うことになった。その後、2020年にデュロフ氏はテレグラムのプロジェクトから離脱することになった。
その後、TONのアイデアはオープンソースプロジェクトとして継続され、多くの独立したスピンオフを生み出した。
CoinGeckoのデータによると、このニュースを受けて、Toncoinの価格は目覚ましい上昇を見せており、過去24時間で23%の上昇を見せた。
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