ビットコインの4万ドルを回復しようとする動きは弱気派によって拒否された しかし現在のレンジ内での調整は主要アルトコインへの利益になるようだ。
Rakesh Upadhyay 2022年02月22日 07:29 下落は続くか 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)
ビットコインは急落し、2月20日に重要なサポートである39,600ドルを下回って取引を終了した。2月21日に売りが再開され、弱気派が37,213.63ドルまで価格を引き下げた。
BTC/USDT daily chart. Source: TradingView
ここ数日の急激な売りによって相対力指数(RSI)はマイナス圏に引き込まれ、20日指数移動平均線(EMA)(40,986ドル)は下降に転じた。これは、弱気派が優勢であることを示している。
強気派は、ブレイクダウンレベルである39,600ドルを超えて価格を押し戻そうとしている。弱気派がこのレベルをレジスタンスに反転させた場合、売りが強まり、BTC/USDTペアは36,250ドルから35,507.01ドルのサポートゾーンまで下落する可能性があるため、このレベルは要注意だ。
逆に、強気派が39,600ドルと移動平均線を超えて価格を押し上げ、維持した場合、下値に強い需要があることを示すことになる。そうなれば、45,821ドルに向かって上昇するだろう。
ETH/USDT
イーサ(ETH)は2月18日に下降チャネルに再突入した。これは、回復がもたつくことを示す最初の兆候だ。2月19日、強気派はチャネルを上へ押し戻そうとしたが、弱気派が圧力をかけ続けた。
ETH/USDT daily chart. Source: TradingView
ETH/USDTペアは、2月20日に2,652ドルの重要なサポートをブレイクしたが、弱気派はこの優位性を生かすことができなかった。これは、下値での強い買いを示している。2月21日に相場は急反発し、強気派は価格をチャネルのレジスタンスラインの上に押し上げようとしている。
もし成功すれば、同ペアは移動平均線に挑戦する可能性がある。50日単純移動平均線(SMA:2971ドル)をブレイクして終値で上回れば、強さのサインとなる可能性がある。
逆に、現在の水準から下降に転じ、2,652ドルを割り込むと、2,316ドル、そして2,159ドルまで下落する可能性がある。
XRP/USDT
リップル(XRP)は、2月18日に0.75ドルのサポートに跳ね返されたが、2月19日に0.85ドルのオーバーヘッドレジスタンス付近で再びリリーフラリーが失速した。これは、弱気派がこのレベルを積極的に防衛していることを示している。
XRP/USDT daily chart. Source: TradingView
2月20日に売りが再燃し、移動平均線の間の強力なサポートゾーンまで価格が引っ張られた。このサポートゾーンが割れた場合、XRP/USDTペアは0.65ドル、その後0.60ドルまでスライドする可能性かもしれない。
逆に、価格がサポートゾーンから反発した場合、強気派はダウントレンドラインと0.85ドルのオーバーヘッドレジスタンスの上に押し出そうとする。その場合、同ペアは心理的なレベルである1ドルまで上昇する可能性がある。
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