欧州連合(EU)議会は、プルーフ・オブ・ワークによるマイニング禁止条項を盛り込まない、仮想通貨の規制法案の投票をまもなく行うようだ。
Turner Wright 2022年03月08日 07:50 欧州議会、PoW条項なしの仮想通貨法案の採決を実施へ 13 閲覧数
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欧州連合(EU)議会は、プルーフ・オブ・ワークによるマイニング禁止条項を盛り込まない、仮想通貨の規制法案の投票をまもなく行うようだ。
欧州議会経済金融委員会のメンバーであるステファン・ベルガー氏は7日、委員会は法案の最終草案の提出後、3月14日に仮想通貨市場(MiCA)フレームワークについて投票する予定であると述べた。法案に関連する手続きを報告する報告者であるベルガー氏は、プルーフ・オブ・ワークによる仮想通貨マイニングを禁止する可能性があると解釈される文章を、この法案には含めないと述べた。
「MiCAで、EUはグローバルスタンダードを設定することができる。したがって、すべての関係者は今、提出されたドラフトをサポート&MiCAに投票するように求められている。MiCAへの強い支持は、技術中立的でイノベーションに適した金融セクターに対するEU議会からの強いシグナルとなる。」
Heute habe ich den finalen MiCA-Entwurf eingereicht. Der ECON-Ausschuss wird am 14. März 2022 hierüber abstimmen➡️ Thread #MiCA
— Stefan Berger (@DrStefanBerger) March 7, 2022
ベルガー氏は、マイニングのエネルギー消費に関する懸念がある中で、この規制は仮想通貨に「法的確実性」を提供し、「信頼できる監督構造」を確立することを目的としていると付け加えた。しかし、委員会は投票後も、欧州理事会および欧州委員会と法案に関する協議を行う予定だ。
MiCA法案は、2020年9月に欧州委員会に初めて提出され、2021年11月に欧州理事会で採択された。「金融の安定を維持し投資家を保護する方法で、革新を支援し仮想通貨の可能性を引き出す仮想通貨市場の規制枠組みを構築すること」が目的。ベルガー氏は、当初2月28日に予定されていた同法案の委員会採決を延期し、関係者との話し合いで「プルーフ・オブ・ワークの問題」を明確にする必要があるとしている。
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