リップルCEO：SECとの訴訟は「予想していたよりも上手くいっている」

　　Tom Mitchelhill 2022年04月15日 15:57 リップルCEO：SECとの訴訟は「予想していたよりも上手くいっている」 33 閲覧数

　　ローカルニュース

　　リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは、米証券取引委員会（SEC）との長期にわたる訴訟で、リップル側の方が優勢であると楽観視している。

　　パリのブロックチェーンウィークに登壇したガーリングハウス氏は、SECとの訴訟でリップル側の反論は予想よりもはるかに上手くいってると述べている。

　　「訴訟は非常にうまくいっており、約15ヶ月前に始まったときに私が予想していたよりもはるかにうまくいっている」

　　Live from #PBWS2022, @bgarlinghouse sat down with @cnbc's @ryan_browne_ to talk crypto regulation, Ripple's global traction and use cases that he sees growing across the industry. pic.twitter.com/ouQYhY3B5n

　　— Ripple (@Ripple) April 14, 2022

　　SECは2020年、リップルが未登録証券としてXRPを販売したとして、リップルやガーリングハウスCEO、クリス・ラーセン会長を起訴した。

　　リップルの訴訟を巡っては、最近リップル側の弁護士が「非常に大きな勝利」を得たと主張していた。これは進行中の裁判において、SEC側が「審議プロセス保護」（政府の情報公開の対象外）であると主張した文書が裁判所によって否定されたことだ。この文書というのは、ビットコインとイーサリアムは証券ではないとのSEC幹部によるスピーチに関連したものだ。

　　「この裁判は、リップルだけでなく、米国の仮想通貨全体にとって重要なものだ」とガーリングハウス氏は述べている。

　　同氏は、リップルが事件に負けた場合、仮想通貨取引所が取り扱うほとんどのトークンが「証券」と認定されてしまうことになるだろうと語る。そうなった場合、取引所がSECへの登録を強制されることになり、すべてのトークン所有者のID登録が義務付けられることになる。

　　「XRPをリップルの証券と認定された場合、XRPを所有しているすべての人を知る必要がある。それがSECの要件だ。あなたは株主全員を知る必要がある。それは不可能だ」