イースター明けの米株市場はウクライナ情勢の緊迫化と原油価格の上昇を受け下げて始まったが、BTCはインフレ懸念を反映してか反発した。
Cointelegraph Japan 2022年04月19日 09:34 イースター明けのBTCは反発。米株とのダイバージェンスに注目【仮想通貨相場】 28 閲覧数
マーケット
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・下落後、急反発で41,000ドルワンタッチ
・原油高がけん引、米株下落に反し、BTCは上昇
・イースター休暇明けの米投資家には割安と映ったか
・インフレ懸念に素直に反応し始めたことは心強い
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は急落後、反発。
週末は概ね40,000ドル(約505万ドル)を挟んでのもみ合い推移が続いたが、週が明けると38,000ドル(約480万円)台まで下落。その後、切り返すと、海外時間には一時41,000ドル(約520万円)台まで急反発した。
週明けのCMEのBTC先物が小さく下に窓を開けて始まると、すぐさま窓埋め方向に下落。
DeFi関連のBeanstalkで182百万ドルのハッキング被害が報告されていたこともあり、39,000ドル台に下落した。
窓埋めが完了し下げ止まるとじりじりと値を戻したが、40,000ドル手前で上値を抑えられると、アジア株の安寄りもあり失速、ロングの清算を巻き込みながら38,000ドル台まで下落した。
その後、カナダ最大手交換所BitBuyを買収したWonderFiがさらに同国大手Coinberryを買収したとの報もあり下げ渋っていると、リビア最大の油田が突然閉鎖を発表、原油価格が上昇する中、BTCはじりじりと値を上げ始めた。
これを嫌気してかイースター休暇明けの米株市場が反落して始まると、BTCも上値を抑えられたが、原油価格がさらに上昇、110ドルに肉薄すると、BTCは大きく反発、午前中の下げを取り戻し、41,000ドルにワンタッチした。
本日のBTC相場続きはこちら
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
North Korean Malware Targets macOS Users by Evading Apple Notarization
Thune helped cosponsor a crypto bill in 2022 called the Digital Commodities Consumer Protection Act
DeltaPrime Protocol Attacked on Arbitrum and Avalanche, Resulting in $4.8 Million Loss
Polymarket Founder Raided by FBI After Trump Win, Company Says
0.00