米投資信託運用フィデリティ・インベストメンツの確定拠出年金型の退職金積立口座「401(k)」で、ビットコイン(BTC)に直接投資できるようになるようだ・ウォール・ストリートジャーナルが報じた。
Prashant Jha 2022年04月27日 07:11 フィデリティ、退職金積立口座のビットコインへの投資可能に=報道
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米投資信託運用フィデリティ・インベストメンツの確定拠出年金型の退職金積立口座「401(k)」で、ビットコイン(BTC)に直接投資できるようになるようだ・ウォール・ストリートジャーナルが報じた。
報道によると、ビットコイン退職金投資プランは今年後半に稼動する予定。これにより、フィデリティに関連する23,000以上の企業が退職金口座を管理し、顧客にビットコインの投資オプションを提供できるようになる。
BTCを貯蓄口座に割り当てるという提案が雇用主の承認を得れば、退職金貯蓄者はポートフォリオの最大20%をビットコインに割り当てることが可能になるという。フィデリティは現在、同社のサービスを利用するいくつかの雇用主と話し合いを進めており、マイクロストラテジーはすでにBTCの投資計画に同意していると伝えられている。
退職金口座がビットコインに投資するケースは、新しいものではない。2021年6月初めには、別の退職金プラン提供会社であるForUsAllがコインベースと提携し、退職金口座の保有者にBTCのエクスポージャーを提供している。しかし、フィデリティのこの分野への関心は、退職金積立口座をビットコインに対応させるというアイデアを主流に押し上げることは間違いないだろう。
フィデリティ・インベストメンツのワークプレイス・リタイアメント・オファリング&プラットフォームの責任者であるデイブ・グレイ氏は、401(k)プラン保有者にビットコインのエクスポージャーを提供するという決定は、高い顧客需要に基づいていると指摘した。
グレイ氏はまた、ビットコインのサポートとは別に、顧客の需要に応じて他の仮想通貨を投資オプションに追加していくとも述べている。
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