アクシー・インフィニティのユーザー数減少の中、スカイメイビスがUGCに注目

　　Zhiyuan Sun 2022年06月01日 07:56 アクシー・インフィニティのユーザー数減少の中、スカイメイビスがUGCに注目

　　ニュース

　　人気NFTゲーム「アクシー・インフィニティ」を開発するスカイメイビスは2日、「Axie Infinity Builders Program」で初めて、ユーザーが作成したプロジェクトを受け入れたと発表した。2,000件の応募の中から、12件が選ばれ、ビルダーズ・プログラムに参加した。

　　選ばれたチームは、プロジェクトの開発資金として、アクシー・インフィニティのガバナンストークンであるアクシー・インフィニティ・シャーズ（AXS）建てで最低1万ドルの助成金を受け取ることができる。また、アクシー・インフィニティブランドを使用し、レベニューシェアモデルでゲームを収益化する。

　　注目すべきプロジェクトは、NFTキャラクターであるアクシー向けのプラットフォーム・アドベンチャー「Across Lunacia」や、アクシーとそのユニークな能力を使ったバトルロワイアルゲーム「Mech Infinity」などだ。アクシー・インフィニティのゲームプロダクトリードであるフィリップ・ラ氏は、次のようにコメントした。

　　「コミュニティの共創は、やがてスケールバリューを生み出すための基本的な原動力となる。ビルダーズ・プログラムは、コミュニティが愛するゲームやプロジェクトに対して直接、重要かつ有意義な貢献ができる新しい世界の第一歩であり、プレイヤーが所有するアクシーからより多くの楽しみを得られるようにする取り組みの1つ」

　　Axie Infinity Builders Program. Source: Sky Mavis

　　アクシー・インフィニティは、プレイヤーがNFTであるアクシーを使ってゲーム内のタスクを完了することで、スムース・ラブ・ポーション（SLP）などのデジタルトークンを獲得できる、プレイ・トゥ・アーン（P2E：遊んで稼ぐ）のゲームメカニズムで知られている。しかし、膨張したトークン供給、仮想通貨弱気市場、混雑したプレイヤーベースが重なり、SLPは過去1年間で96%の値下がりとなった。その結果、収益が激減し、プレイヤーは徐々にゲームから離れ始めている。