直近のXRP(リップル)の値動きとしては、高値E(111円付近)ラインを形成した後、63%ほど下落した安値F(41円付近)のラインをつけた。
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著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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n・長期では下落相場継続
XRP/JPY 日足Bidチャート
上図は、XRP/JPYの日足チャート(2021年7月~執筆時点)である。
直近のXRP(リップル)の値動きとしては、高値E(111円付近)ラインを形成した後、63%ほど下落した安値F(41円付近)のラインをつけた。
日足レベルで見える長期のトレンドとしては、2021年9月上旬に高値A(152円付近)を付けたのち、2021年9月下旬に安値B(91円付近)まで下落、その後は2021年11月に高値C(150円付近)まで再度上昇した。
高値C(150円付近)の後は下落トレンド入りし、安値Bでサポートされずに下落幅を拡大し、2022年1月下旬に安値D(61円付近)をつけた。
安値D(61円付近)の後はいったんは反発局面を向かえ、2022年3月下旬に戻り高値E(111円付近)まで上昇するものの、過去の高値、AやCを奪回するレベルまでの値動きとはならなかった。
直近では、日足レベルの安値として、5月中旬に安値F(41円付近)をつけた。
このようにXRP/JPYはダウ理論(※)における下落トレンドの定義である、高値の切り下げ、安値の更新であると確認することができ、日足レベルでは下落トレンドであることがわかる。n(※)ダウ理論:相場の値動きの特徴を「6つの基本法則」で説明するテクニカル分析の理論。(大和証券より引用:https://www.daiwa.jp/glossary/YST2245.html)
更に図に示した通り、チャネルラインα(高値A、安値B、高値C、安値D、高値E、安値Fをもとに形成されるチャネルライン)にも注目すべきだろう。
過去何度も反応があり、更に今回の高値Eからの下落トレンドもαチャネル下限に到達し、安値Fで止められていることから有効なラインであることがうかがえる。
現在、αチャネル下限に接触し戻している状況であるため、今後過去の値動きを踏襲する可能性を考慮すれば、中期で上昇のトレンドを形成し、αチャネル上限を再度目指す展開も可能性として想像に難くないものといえるだろう。
一方で、ファンダメンタルズに目を向けると、リスク要因はまだまだ目白押しだ。
アメリカ中央銀行のバランスシート縮小や米金利上昇、各国で高まるインフレリスク、そして出口が見えないウクライナ情勢等、経済悪化とリスクアセットへの下落圧力に懸念が残る。
こうした暗号資産市場にマイナス寄与するファンダメンタルの出現などが色濃くなれば、XRP/JPYもαチャネル下限を下抜け、さらなる下落トレンドを形成するシナリオも視野に入ってくるだろうか。
現状ではテクニカル分析で見えてくるこのような日足の相場環境を踏まえた上で、下位足に時間軸を落として上昇シナリオ、下落シナリオを考察していく。
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