ソラナ(SOL)ベースのムーブ・トゥ・アーン(歩いて稼ぐ)アプリケーションSTEPNは、複数回のサービス妨害(DDoS)攻撃を受けたと報告した。STEPNは不正行為対策の大規模なアップグレードを行なったばかりだった。
Helen Partz 2022年06月07日 07:47 「STEPN」がバージョンアップ後にDDoS攻撃を受ける|現在は復旧済みに
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ソラナ(SOL)ベースのムーブ・トゥ・アーン(歩いて稼ぐ)アプリケーションSTEPNは、複数回のサービス妨害(DDoS)攻撃を受けたと報告した。STEPNは不正行為対策の大規模なアップグレードを行なったばかりだった。
STEPNは6月5日、Twitterで、同プラットフォームが複数のDDoS攻撃を受け、復旧メンテナンスとそれに伴う不適切なパフォーマンスが発生したことを報告した。
報告によると、STEPNは最大12時間以内にサーバーを確保・復旧する予定だったが、1日以上かかった日本時間の7日未明に復旧した。
「現時点では、DDOS攻撃に起因する問題のほとんどに対処しています。メンバーはエラーなしでウォーキング、ジョギング、ランニングができます」
今回の攻撃は、STEPNが3日に「STEPN's Model for Anti-Cheating (SMAC)」と呼ばれる不正行為防止システムを導入した直後に行われた。このシステムは、プラットフォームから不当な利益を得ようとするSTEPNアプリの不正な動作データを防止するだけでなく、プラットフォームから偽のユーザーを排除することを目的としている。
「SMACシステムは、機械学習アルゴリズムにより、実際の歩行/走行データを修正することで、動作シミュレーションを行う」と、不正防止システムの説明には書かれている。
STEPNでは、アップグレード後すぐに、SMACが一部の正規ユーザーをボットと誤認するなどのプラットフォームの大きな問題が発生したと報告。また、「2500万人規模のDDoS攻撃」によるネットワーク問題や、プラットフォーム上のボットを一時的に追跡できなくなるなどの問題も発生した。
「ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。不正行為対策のアップデートは小さく見えるかもしれませんが、実はSTEPNの長期的な発展のための重要な礎です」と弁明した。
プラットフォームのDDoS問題にもかかわらず、STEPNのネイティブトークンであるGreen Satoshi Token(GST)は、過去数日間、致命的な下落を見せなかった。それどころか、GSTは過去24時間で約10%上昇し、本稿執筆時点では1.04ドルで取引されている。CoinGeckoのデータによると、同トークンの時価総額は6億2400万ドルにのぼる。
Green Satoshi Token seven-day price chart. Source: CoinGecko
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