アクシー・インフィニティ、Roninのハッキング被害者に補償を行い、ブリッジを再開へ

　　Arnold Kirimi 2022年06月26日 05:30 アクシー・インフィニティ、Roninのハッキング被害者に補償を行い、ブリッジを再開へ 8 閲覧数

　　ニュース

　　プレイ・トゥ・アーン型ゲーム「アクシー・インフィニティ（AXS）」を手掛けるスカイメイビスが、Roninブリッジのハッキング被害者に補償を行い、来週からブリッジを再開すると発表した。

　　3月、ハッキング攻撃により、およそ17万3600ETHと2550万USDコイン（USDC）を含む6億2000万ドル以上がハッカーに盗まれた。24日のブルームバーグの報道によると、28日にBridgeが再開されると、ユーザーはハッキング前に保有していた1ETHにつき1ETHを引き出せるという。

　　4月、スカイメイビスは、ハッキング被害者に払い戻しを行うために、バイナンスが主導する資金調達ラウンドで1億5000万ドルを調達した。今回の資金調達ラウンドには、アニモカ・ブランド、アンドリーセン・ホロウィッツ（a16z）、ダイアレクティック、パラダイム、アクセルなどが出資している。

　　Bridge being refilled on the 28thnNow its time for @Ronin_Network and @SkyMavisHQ to expand its games portfolionIf you are a game developer who wants to build with the most experienced team in the web3 gaming space reach out to partnerships@skymavis.com$ron $axs https://t.co/DPkg8DUeUW

　　— Psycheout - Aleksander | Axie Infinity (@Psycheout86) June 24, 2022

　　ハッカーは侵入後にTornadoCashを使用してすぐに盗んだ資産を移動させ、犯行を隠蔽している。今回の出来事は、今年これまでに12億2000万ドル以上の流出を被っている分散型金融（DeFi）業界にとって重大な問題だ。

　　Roninへのハッキングは、最近の記憶の中で最も注目すべき出来事の1つであり、仮想通貨業界全体に不安をもたらした。それにもかかわらず、Roninブロックチェーンは、重要なマイルストーンを達成するという使命を成し遂げている。

　　6月初旬、Roninブロックチェーンは、ノンファンジブルトークン（NFT）の累計出来高が40億ドルを突破し、デジタルコレクティブル・ネットワークとして人気を維持している。NFTの累計出来高では、ソラナ（SOL）、フロー（FLOW）、ポリゴン（MATIC）、WAX（WAXP）などを抑え、イーサリアムに次ぐ2位となっている。