28日のビットコイン(BTC)対円相場は49,453円(1.76%)安の2,760,601円と三日続落。対ドルでは節目20,000ドル(≒272万円)割れを試す展開となっている。
Cointelegraph Japan 2022年06月29日 16:20 BTC 2万ドル割れ間近 明日のPCEでどう動くか?【仮想通貨相場】
マーケット
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
28日のビットコイン(BTC)対円相場は49,453円(1.76%)安の2,760,601円と三日続落。対ドルでは節目20,000ドル(≒272万円)割れを試す展開となっている。
21,000ドル(≒286万円)をサポートに戻りを試す展開で始まった今週のBTC相場だったが、米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長が27日、CNBCとのインタビューで「数多くの(暗号資産)プロジェクトがコンプライアンスに遵守していない」として多くのデジタルトークンが証券に該当する可能性を示し、市場全体が弱含んだ。ゲンスラー氏は、ビットコインだけはコモディティだと擁護したが、アルトコインの下げに相場は連れ安となり21,000ドルを割り込んだ。
昨日のアジア時間では、日経平均株価の後場からの反発や米株先物の戻りに連動し、BTCは一時21,000ドルを回復するも、米国の消費者信頼感指数が5月の103.2から98.7に低下し景気後退(リセッション)懸念が加速。米株はITセクターを筆頭に強く押し、BTCも連れ安となった。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。
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