ビットコインマイニング、持続可能なエネルギー源の割合は59.5％に＝BMCレポート

　　Brian Newar 2022年07月20日 15:30 ビットコインマイニング、持続可能なエネルギー源の割合は59.5％に＝BMCレポート

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　　ビットコイン・マイニング・カウンシル（BMC）の最新の2022年第2四半期レポートによると、ビットコインのマイニングマシンに使用される電力の60%近くは持続可能な電源から供給されている。

　　7月19日に発表されたビットコインネットワークの第2四半期のレビューで、BMCは、世界のビットコインマイニング産業の持続可能なエネルギーの使用は、最新の四半期では59.5％に達しているとし、「世界的に最も持続可能な産業の1つである」と述べている。

　　BMCは、マイナーの持続可能なエネルギーミックスの増加は、マイニング効率の向上と一致していると指摘している。

　　第2四半期のビットコインのマイニングハッシュレートは前年同期比137％増だが、エネルギー使用量は63％増にとどまっており、46％の効率化を実現している。

　　ビットコインマイニングのエネルギー効率に関するさらなる詳細は、BMCが7月19日に行ったマイクロストラテジーのマイケル・セイラーCEOによるレポートのYouTubeブリーフィングで共有された。8年前と比較して、セイラー氏はマイナーのエネルギー効率は5814％伸びたと強調している。

　　またビットコインのマイニングは、世界で生産される348億メートルトン（BMt）の炭素排出量（推定値）のわずか0.09％を占め、世界のエネルギー供給のわずか0.15％を消費しているという。

　　セイラー氏はブリーフィングで、ネットワークのエネルギー使用に関する論者たちの予測は、今のところ正確ではないと指摘した。

　　「人々は、ビットコインが世界中のエネルギーを使い果たすとかなり前から予測されていたが、それは起こっていない」

　　同じブリーフィングで、マラソン・デジタル・ホールディングスのフレッド・ティールCEOは、マイニングの効率化は 「好循環」しており、業界はますます「エネルギー効率は高くなっている」と述べている。

　　「エネルギーは私たちの主要な投入コストであるため、効率化は100％エネルギー消費に焦点を当てている。エネルギー価格が上がれば、より効率的にならざるを得ない」

　　このレポートのデータは、世界のビットコインのマイニングハッシュパワーの50.5％を占めるBMCのメンバーから得られたものだ。