Web3版のピンタレスト：アバランチ上でキュレーション・エコシステムが始動

　　Ezra Reguerra 2022年08月10日 07:36 Web3版のピンタレスト：アバランチ上でキュレーション・エコシステムが始動

　　ニュース

　　CurateDAOチームは、アバランチ（AVAX）ブロックチェーン上でピンタレストのようなデータベースプラットフォームを立ち上げたとコインテレグラフに明らかにした。他の「X to Earn」モデルと同様に、ユーザーはタスクを実行することでトークンで報酬を得ることができる。参加者に与えられたタスクは、プロジェクトのデータベースに彼らのキュレーションしたリストを貢献することだ。

　　プロジェクトのエコシステム内には、データベースのルールを立案・設定するキュレーター、データベースのルールに沿ったコンテンツを見つけて投稿するスカウト、コンテンツを見て参加するビューワーなどさまざまな役割がある。

　　キュレーターは、個人でも、自律分散型組織（DAO）でも、GPT-3のような人工知能（AI）プログラムでもいいという。視聴者がコンテンツを購入したり、広告を見てアクセスしたりすることで、スカウトと一緒に収入を得ることができる。

　　キュレーションにインセンティブを与えることで、質の高いデータが蓄積されるとチームは考えている。CurateDAOの創設者であるミカエル・フィッシャー氏は、このプロジェクトは、ユーザーが作成したコンテンツを身近なWeb2アプリケーションの方法で取得するのに役立つと述べている。

　　韓国ブロックチェーン・ウィークで、投資会社ROKキャピタルの幹部アンソニー・ユン氏はコインテレグラフに対し、ブロックチェーンゲームは韓国のゲーム・エコシステムに適していると語った。ユン氏によると、一部のWeb2ゲーム会社はブロックチェーンに参入する方法を模索しており、1つは先に開発して後からトークンをローンチするアプローチ、もう1つはトークンを優先してからローンチするアプローチだという。

　　同イベントでアクシー・インフィニティの幹部ジェフリー・ザーリン氏はコインテレグラフに対し、同社が韓国のゲームコミュニティへの浸透に向けた取り組みを強化する考えであると語った。同国ではP2Eゲームが禁止されているにもかかわらず、ザーリン氏は、同地域に合わせたゲームを作る方法を模索していると指摘した。