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コインベース、「誤送金」のERC-20トークンのリカバリーツールを発表

 コインベース、「誤送金」のERC-20トークンのリカバリーツールを発表 WikiBit 2022-12-15 23:27

大手仮想通貨取引所コインベースは、取引所アドレスに「誤ってサポートされていないトークンを送信」したユーザーに対して、アセットリカバリーツールを提供する。

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  大手仮想通貨取引所コインベースは、取引所アドレスに「誤ってサポートされていないトークンを送信」したユーザーに対して、アセットリカバリーツールを提供する。

  15日の発表でコインベースは、約4,000のERC-20トークンのいずれかをコインベースのアドレスに送ったユーザーは、「資産が失われたトランザクションのイーサリアムのトランザクション(TX)IDと失われた資産のコントラクトアドレスを提供することによって、これまで回復できなかった資金を回復できる」と述べている。コインベースによると、ラップド・イーサ(wETH)、トゥルーUSD(TUSD)、ステークド・イーサ(STETH)を含む特定のETC-20トークンが回収対象となり、100ドル以上の取引には5%の手数料がかかるという。

  「われわれのリカバリーツールは、どの時点でも秘密鍵を公開することなく、サポートされていない資産をインバウンドアドレスからセルフカストディアルのウォレットに直接移動できる。われわれは、特許出願中の技術を使って、私たちの中央集権的な取引所インフラを通して資金を処理することなく、インバウンドアドレスから直接資金を送ることによってこれを実現した」

  多くのユーザーは、仮想通貨が始まって以来、誤送金に対処してきた。カナダの2018年のケースでは、530のコピートラック(CPY)トークン(現在は消滅)の代わりに530のイーサを受け取ったユーザーは、それを返却する必要があると裁判所が判決を下した。オーストラリアの裁判官は、Crypto.comが100ドルの払い戻しの代わりに1050万ドルを誤ってユーザーに送ったケースについて同様の決定を下した。

  他の大手取引所では、同様の取引に対するリカバリーをケースバイケースで行っているようだ。バイナンスはサポートページで、「あくまで自社の判断で」ユーザーを支援することを選択することがあるとし、基本的に「トークン/コインの回収サービスは行っていない」と述べている。Crypto.comは、ユーザーにカスタマーサービス部門に連絡するよう指示し「資金回収が不可能なケースもある」と付け加えた。

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