ザイフ（Zaif）とは？メリットとデメリットを解説

　　あなたはザイフ（Zaif）という暗号通貨取引所をご存じですか？

　　

　　

　　コインチェック（Coincheck）、ビットフライヤー（bitFlyer）、ライン・ビットマックス（LINE BITMAX）などと比べるとマイナーなので、ご存知ないかもしれません。

　　

　　しかし、マイナーだからこそ、大手暗号通貨取引所には無いメリットもあります。

　　

　　そこで、ザイフについてご紹介します。

　　

　　ザイフ（Zaif）とは？

　　ザイフは株式会社カイカエクスチェンジが運営する暗号通貨取引所です。

　　

　　歴史は長く、 2014年4月に運営されたetwingsという暗号通貨取引所が前身です。

　　1年後の2015年3月、etwingsはテックビューロ株式会社に買収され、Zaif Exchangeという名称に変更されました。

　　

　　Zaif Exchangeは2018年9月にハッキング事件に遭い、ビットコイン（BTC）、ビットコインキャッシュ（BCH）、モナコイン（MONA）など約70億円の暗号通貨が流出しました。

　　（ハッキング事件を機に、セキュリティを強化しています。）

　　

　　これによって、金融庁から業務改善命令が出て新規口座の開設を停止しました。

　　また、2018年11月にはフィスコ（FISCO）暗号通貨取引所に事業譲渡されました。

　　

　　2020年8月、業務改善命令の報告義務が解除され、新規口座の開設が再開されました。

　　

　　2020年11月、フィスコ暗号通貨取引所の社名がZaifに変わりました。

　　

　　2021年3月、総株式会社CAICAの子会社となり、株式会社カイカエクスチェンジと社名が変わりましたが、Zaifのサービス名で続いています。

　　

　　ザイフはこのように紆余曲折のあった暗号通貨取引所です。

　　

　　運営会社の概要

会社名		株式会社カイカエクスチェンジ
設立		2016年4月12日
資本金		1.75億円（2022年10月31日時点）
住所		東京都港区南青山5-11-9
サポートセンター		050-5213-4651
メールアドレス		info@zaif.jp
問い合わせ		https://zaif.jp/contact
サービス		販売所現物取引（Orderbook trading）暗号資産FX自動売買（ランキングトレード）自動売買（おてがるトレード）コイン積立
取扱暗号通貨（15種類）	ビットコイン（BTC）イーサリアム(ETH)ネム(XEM)ビットコインキャッシュ(BCH)モナーコイン(MONA)シンボル(XYM)ポルカドット(DOT)ザイフトークン(ZAIF)フィスココイン(FSCC)カウンターパーティー(XCP)カイカコイン(CICC)コスプレトークン(COT）ネクスコイン(NCXC)コムサ・ネム(CMS XEM)コムサ・イーサリアム(CMS ETH)
レバレッジ		対応していません

　　

　　ザイフ（Zaif）のメリットとデメリット

　　ザイフには大手取引所には無いメリットとデメリットがあります。

　　それぞれ詳しく見ていきましょう。

　　

　　メリット

　　ザイフには以下のメリットがあります。

　　

　　珍しいトークンの取引ができる

　　ビットコインやイーサリアムなど主要暗号資産はもちろん、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン、コスプレコインなど、国内大手取引所には無い珍しいトークンを購入できます。

　　

　　また、ビットコインのブロックチェーンベースの独自トークンZAIFも取引できます。

　　

　　取引手数料が安い

　　現物取引の手数料は0.1%（ビットコインキャッシュのみ0.3%）と低い水準です。

　　

　　SNSの投げ銭の手数料が無料

　　ザイフにはソーシャルチップ機能があります。

　　これはSNSやザイフのチャット内で暗号通貨を無料で送金できます。

　　

　　なので、SNSの投げ銭を無料でできます。

　　

　　自動売買サービスがある

　　ザイフには「自動売買おてがるトレードサービス」という自動売買サービスがあります。

　　このサービスは他の国内取引所にはまだありません。

　　

　　自動売買サービスはAIによる自動売買ではなく、何％値下がりしたら購入して、何％値上がったら売却するという％を設定しての自動売買です。

　　なお、自動売買サービスの利用手数料は無料です。

　　

　　デメリット

　　ザイフには以下のデメリットがあります。

　　

　　スプレッドが広い

　　ザイフは他の取引所と比べるとスプレッドが広いです。

　　

　　ビットコインFX（レバレッジ取引）ができない

　　ザイフでは以前レバレッジ取引ができましたが、現在ではサービス停止となりました。

　　

　　主要銘柄が少ない

　　ザイフはマイナーなトークンを多く扱っている反面、メジャーな銘柄が少ないです。

　　

　　まとめ

　　ザイフはマイナーなトークンを取り扱うマイナーな取引所です。

　　癖が強いので、初心者には向きません。

　　

　　ザイフは普通の暗号通貨投資には飽きたという中級車以上の人におすすめの暗号通貨取引所と言えます。

　　

　　免責事項

　　暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。

　　本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。

　　また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

　　

　　WikiBitとは？

　　弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。

　　登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で１万件を超えています。

　　

　　「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。

　　

　　初めて暗号通貨（仮想通貨）取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

　　

　　https://cutt.ly/WikiBitApp

　　コンテンツは全て無料で閲覧できます。

　　ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。