WikiBit速報まとめ

　　①米連邦政府がFTXの所有するロビンフッド株4.6億ドルを押収

　　FTXの破産手続き弁護士ジェームズ・ブロムリー（James Bromley）氏は、「米連邦政府はロビンフッド（Robinhood）の株式4.6億ドル相当を含むFTXと関係のある資産を押収した」と発表した。そして現在、FTXの債権者がその所有権を巡って訴訟を起こしている。

　　

　　②アイルランドの規制当局がメタ社に3.9億ユーロの罰金を命じる

　　アイルランドのデータ保護委員会（DPC）は、メタ（Meta）社のフェイスブック（Facebook）とインスタグラム（Instagram）が提供するサービスに違反があるとして、3.9億ユーロの罰金を科すと発表した。さらに、メタ社に3ヶ月以内の業務改善を命じた。

　　

　　なお、DPCはメタ社の他の11のサービスについても調査を進めている。

　　

　　③バイナンスのビットコイン現物取引のシェアが92%に！

　　アーケーン・リサーチ（Arcane Research）によると、2022年末までにビットコイン現物取引市場でのバイナンス（Binance）のシェアが92%に達した。2022年初めは45％であったが、6月バイナンスがビットコインの取引手数料を廃止し、さらに11月ライバルのFTXが破綻したことで、多くのユーザーがバイナンスに乗り換えた。

　　

　　また、クリプトコンペア（CryptoCompare）のレポートによると、バイナンスの昨年末の暗号通貨市場全体でのシェアは66.7%で、2位のコインベース（Coinbase）の8.2％を大きく引き離した。

　　

　　④クリーンスパーク社、2022年にビットコイン4,621BTCをマイニング

　　ビットコインマイニング会社クリーンスパーク（CleanSpark）社は12月にビットコインを464BTCマイニング、2022年の一年間で合計4621BTCマイニングした。

　　

　　クリーンスパーク社は2022年12月に517BTCを平均価格17,000ドルで売却、約870万ドルの収益を上げた。2022年12月31日時点の同社のビットコイン保有量は228BTCである。

　　

　　⑤2023年の米国金利は5.4％まで上昇の可能性あり

　　連邦準備制度理事会（FRB）幹部ニール・カシュカリ（Neel Kashkari）氏は1月5日、「インフレが減速の兆しを見せたとしても、FRBは2023年に少なくとも100ベーシスポイント金利を引き上げる。最終政策金利は5.4％まで引き上げる」と述べた。

　　

　　彼はまた、「インフレ率が目標の2%に戻ったのがはっきりと確認できてから、FRBは利下げを検討する」とも述べた。