1月のブロックチェーンアクティビティ、ゲーム関連がほぼ半分に＝レポート

　　プレイ・トゥ・アーン（P2E）のブロックチェーンゲームは、昨年は徐々にブームが下火となっていった。ゲーマーがゲームプレイ体験の向上を優先したためだと言われている。

　　しかし、DappRadarの新しいレポートによると、2023年の最初の1ヶ月で、ゲーマーは全ブロックチェーンの活動の半分近く（48％）を占めた。

　　また、1月は上位のゲームトークンの時価総額が平均122％増加し、Gala GamesエコシステムのデジタルユーティリティトークンであるGala（GALA）は218％急騰した。

　　レポートによると、これらのゲームトークンへの関心が高まっているのは、業界の話題が再び浮上したｋとによる。例えば、Gala Gamesは、2000万ドル以上の運用資産と15のゲームを持つ新しいモバイルゲームスタジオを買収し、大きな話題となった。

　　DappRadarのブロックチェーンアナリスト、サラ・ゲルゲラス氏はコインテレグラフに対し、過去2年間のオンチェーンメトリクスに基づき、ブロックチェーンゲームは今後も業界の重要なセクターとなると考えてよいだろうと語っている。

　　「ブロックチェーンゲームは、すでに伝統的な業界の縦割りであるためです。ブロックチェーンがより普及すれば、主流となるWeb3ゲームへの導入が進むだろう」

　　Waxブロックチェーンは引き続き最も活発なゲーム活動を行い、331,000のユニークアクティブウォレットが存在する。上位3つのブロックチェーンゲーミングエコシステムでは、BNBチェーンを除き、2022年末から2023年初めにかけてゲーミングプロトコルが増加した。

　　ゲルゲラス氏は、ブロックチェーンゲーム分野への投資額は「大幅に増加している」と述べ、2022年の全体投資額は約76億ドルで、2021年から105％増加していると指摘する。ブロックチェーンゲーム業界への投資額は、2023年1月だけで1億5600万ドルを突破した。

　　さらに、この報告書は、今年のブロックチェーンゲームの活動の上昇におけるメタバースの役割を強調した。データによると、仮想世界関連ゲームの1月の取引高は4450万ドルに達し、前月比114％増となった。