先週シリコンバレー銀行(SVB)が破綻し、トレーダーが米国の大手銀行の破綻を恐れて市場から逃げ出したため、非代替性トークン(NFT)の取引量は大打撃を受けた。
Brayden Lindrea
2023年03月17日 15:30
シリコンバレー銀行の破綻、NFT市場にも影響 取引量が急減=レポート
先週シリコンバレー銀行(SVB)が破綻し、トレーダーが米国の大手銀行の破綻を恐れて市場から逃げ出したため、非代替性トークン(NFT)の取引量は大打撃を受けた。
データ集計プラットフォームのDappRadarの3月16日のレポートによると、NFTの取引量は、3月10日にSVBが破綻するまでの間、6800万ドルから7400万ドルの間で推移していたが、3月12日には3600万ドルまで落ち込んだ。
この落ち込みに伴い、3月9日から3月11日にかけて、NFTの日次販売数は27.9%減少した。
3月11日にも11,440人のNFTトレーダーが「アクティブ」であり、DappRadarによると2021年11月以降で最も低い数値を記録している。
USDコイン(USDC)が0.88ドルまで下落したことで、トレーダーの関心がNFT市場から遠のいたという。その結果、「NFTトレーダーはあまり活動しなくなった」とDappradarは説明する。
取引は冷え込んだものの、「優良」NFTの市場価値に大きな影響はなく、Bored Apes Yacht Club(BAYC)やCryptoPunksなどのコレクションのフロア価格はわずかに下落しただけだった。
「回復は早く、これらトップクラスのNFTの回復力を示している」とDappRadarは指摘している。「優良NFTは、混乱した市場において安定した投資先であり続けている」という。
BAYCとCryptoPunksの安定したフロア価格は、コレクションの背後にある会社であるYuga Labsが、SVBへの「非常に限られたエクスポージャー」しか持っていないことを確認したことによるものかもしれない
一方でNFTの開発チームであるPROOFがSVBにかなりのエクスポージャーを持っているというニュースを受け、Moonbirdsコレクションのフロア価格はOpenSeaで6.18ETHから4ETHへと35.3%の大幅下落となった。
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