NFTコレクターの4分の1、51個以上のNFTを保有＝CoinGecko調査

　　

　　仮想通貨データウェブサイトのCoinGeckoの調査結果によれば、非代替性トークン（NFT）保有者のほとんどが51個以上のNFTを所有していることを示している。回答者の中で、たった1つのNFTしか持っていない人は最も少ないグループであった。

　　4月6日に公表されたCoinGeckoの報告書は、ブロックチェーンリサーチラボと協力して、2022年12月から2023年1月までの438件の回答を調査している。

　　調査時点で、NFT保有者の4人に1人以上（26.5%）が「熱心なコレクター」であり、51個以上のNFTを所有していた。報告書によれば、このグループはおそらくNFTに最も熱心な人々を代表しているとされている。「これは、人々が最初のNFTの後に参加をやめることはめったにないことを示唆している。」

　　それに続いて、2個から5個のNFTを保有する人が17.6％で、たった1つのNFTを保有する人はわずか4.8％だった。

　　調査対象者のほぼ4人に1人（38.8％）が、2021年の最初の強気市場中に初めてのNFTを取得した。

　　2022年は仮想通貨が弱気市場に入ったにもかかわらず、新規NFTコレクターが増え、25％以上がその年に初めてのNFTを取得した。

　　一方、2017年にCrypto KittiesやCryptoPunksが登場した年に、初めてのNFTを取得した人はわずか2.9％だった。

　　報告書は、NFTの発展が2023年の採用を加速させる可能性があると指摘している。またBitcoin OrdinalsやStamps NFTs、さらにはBlurがOpenSeaと並んで、NFTマーケットプレイスとして存在感を増しているという。