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仮想通貨投資、好調な流入にもかかわらず取引低調

 仮想通貨投資、好調な流入にもかかわらず取引低調 WikiBit 2023-04-11 22:57

仮想通貨投資会社コインシェアーズは11日、最新の「デジタル資産ファンドフローレポート」を公表し、仮想通貨投資商品に対する好意的なセンチメントが示された。

  

  仮想通貨投資会社コインシェアーズは11日、最新の「デジタル資産ファンドフローレポート」を公表し、仮想通貨投資商品に対する好意的なセンチメントが示された。先週は合計5700万ドルの流入があったが、取引高は9700万ドルと低調だった。また、世界のビットコイン取引市場も低いボリュームで、「年初からの平均の25%にとどまる1週間で180億ドル」となった。

  同報告書によると、流入は主に米国の投資家が牽引し、米国からは2700万ドルの流入があった。ドイツ、スイス、カナダもポジティブなセンチメントがみられ、それぞれ1700万ドル、1300万ドル、220万ドルの流入があったことから、仮想通貨への信頼が広く増加していることがうかがえる。

  投資家はビットコインに主に焦点を当てており、5600万ドルが流入し、仮想通貨全体の流入の98%を占めた。一方で、ショートビットコインは60万ドルのわずかな流出があった。対照的に、ユニスワップのUNI、ポルカドットのDOT、ポリゴンのMATICなどのアルトコインは、それぞれ100万ドル未満のわずかな流入があった。

  4月12日にイーサリアムネットワークのシャペラアップグレードが予定されているためか、イーサの流入は60万ドルと比較的少なかった。投資家はアップグレードの影響について自信を持つまで、ETHへの投資に慎重な姿勢を取っている可能性がある。さらに、ブロックチェーン株式は210万ドルのわずかな流入があり、市場セグメントにおいて比較的静かな週となった。

  全体として、先週の仮想通貨市場のポジティブなセンチメントは、投資家が仮想通貨の見通しに強気であることを示している。コインテレグラフによれば、ビットコインは3万ドルを回復し、2022年6月以降の最高値を記録した。過去30日間で、BTCは約46%の利益を上げ、4月11日には10ヶ月ぶりの高値をつけた。

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