本日発表のCPIでは、インフレ率のわずかな低下が強調され、ビットコインと一部のアルトコインの下に強い価格帯を置くことができる展開となった。
Rakesh Upadhyay
2023年04月13日 07:40
CPI減速でBTCは強気に 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)・ADA・DOGE・MATIC・SOL
ビットコイン価格分析
ビットコインは30,550ドル付近で抵抗に遭っているが、買い手が大幅に後退していないことから、売り手も強気を維持している。
一方で、売り手は20日指数移動平均線(28,163ドル)を下回ることで、BTC/USDTペアの下降を試みるだろう。成功すれば、25,250ドルのサポートラインに向けた下落が始まるかもしれない。しかし、20日EMAから価格が上昇する場合、下方での強い需要が示され、32,400ドルへの上昇が期待できる。
イーサリアム価格分析
4月9日、イーサリアムは20日EMA(1,831ドル)から反発したが、1,943ドルの抵抗線を越えることはできなかった。
もし現在の水準から価格が下落し、1,824ドルを下回ると、ETH/USDTペアは短期的なダブルトップを形成し、1,680ドルの強力なサポートラインに向けて下落する可能性がある。一方で、価格が1,943ドルを超えることができれば、2,000ドルの抵抗線を突破し、2,200ドルを目指す展開となる。
XRP price analysis
XRPは4月11日の上ヒゲからわかるように、0.53ドルでの回復を示している。
売り手は20日EMA(0.49ドル)を下回ることで優位に立ち、XRP/USDTペアが0.43ドルのサポートラインに向けて下落する可能性がある。それに対し、価格が20日EMAから反発すれば、買い手が優位に立ち、0.53ドルの抵抗線を越えることができる。
カルダノ価格分析
カルダノは、逆三尊のネックラインから下落し、この水準での回復が続いている。
20日EMA(0.38ドル)は、下方で重要な水準となる。この水準から反発すれば、市場はポジティブな展開が続くと見ており、買い戻しも見られるだろう。その場合、ネックラインを上回る確率が高まり、ADA/USDTペアは新たな上昇トレンドを開始し、0.60ドルを目指すかもしれない。逆に、20日EMAを下回ると、短期的な利益確定が始まり、200日SMA(0.35ドル)に向けて下落する可能性がある。
ドージコイン価格分析
ドージコインは移動平均線からのリバウンドも0.09ドルの38.2%フィボナッチリトレースメントレベルに達しなかった。これは、売り手が僅かな上昇で売り出していることを示している。
DOGE/USDTペアは移動平均線に戻り、売り手が優位に立つことを示している。もし移動平均線を下回ると、0.07ドルの重要なサポートラインに向けて下落する可能性がある。一方で、移動平均線から再び反発すれば、買い手が積極的にサポートし、0.11ドルを目指すだろう。
ポリゴン価格分析
売り手は、ポリゴンをシンメトリカル・トライアングルパターンのサポートラインを下回るよう働きかけている。
もし成功すれば、供給が需要を上回ることを示し、MATIC/USDTペアは200日SMA(0.99ドル)に向けて下降する可能性がある。この水準が下回れば、下降トレンドが始まるだろう。逆に、価格が20日EMA(1.11ドル)を上回れば、下落はベアトラップである可能性が高まり、三角保合のレジスタンスラインを上回る動きが見られるかもしれない。
ソラナ価格分析
4月11日、ソラナは何度もためらいながらも、ついに下降トレンドラインを突破した。これは下降トレンドが終わりを告げる最初の兆候である。
通常、重要な抵抗線を突破した後は、価格が下落し、再度抵抗線をテストする。今回のケースでは、価格が下降トレンドラインから反発すれば、強気がサポートラインに転換したことを示す。その場合、27.12ドルへの上昇が見込まれ、さらに39ドルを目指す展開となる可能性がある。しかしながら、もし価格が下降トレンドラインを下回ってしまうと、売り手がまだ優位に立っていることを示し、ソラナの価格は再び下落し、19ドルのサポートラインに向かうかもしれない。
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