米国の仮想通貨取引所ジェミナイは4月21日、米国外で仮想通貨デリバティブ取引所を立ち上げると発表した。
Ana Paula Pereira
2023年04月23日 01:18
米仮想通貨取引所大手ジェミナイ、米国外で仮想通貨デリバティブ取引所を立ち上げ
米国の仮想通貨取引所ジェミナイは4月21日、米国外で仮想通貨デリバティブ取引所を立ち上げると発表した。米国内での仮想通貨業界に対する規制環境が厳しくなる中での動きだ。
ジェミナイは今回、米国外でデリバティブ取引を提供する「ジェミナイ・ファウンデーション」を新設。同取引所は、シンガポール、香港、インド、アルゼンチン、バハマ、バミューダ、英領バージン諸島、ブータン、ブラジル、ケイマン諸島、チリ、エジプト、エルサルバドル、ガーンジー、イスラエル、ジャージー、ニュージーランド、ナイジェリア、パナマ、ペルー、フィリピン、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、南アフリカ、韓国、スイス、タイ、トルコ、ウルグアイ、ベトナムに拠点を置くユーザーにサービスを提供する。ただし、米国の顧客にはサービスを提供しない。
取引所で最初に取り扱われるデリバティブ商品は、ジェミナイ・ドル(GUSD)建てのビットコイン(BTC)永久契約で、その後まもなくETH/GUSD永久契約が続く。
これによりユーザーは現物取引およびデリバティブ商品を取引できるほか、米ドル(USD)およびUSDコイン(USDC)を1対1の比率でGUSDに交換することができる。手数料、利益、損失もGUSDで処理される。デフォルトのレバレッジは20倍に設定されており、最大レバレッジは100倍である。
通常の先物取引とは異なり、永久契約は期限がない。永久先物取引は商品先物取引委員会(CFTC)によって規制されておらず、米国の顧客は仮想通貨先物契約を提供する取引所を利用できない。
この発表は、ジェミナイがインドで新たなエンジニアリング・ハブを設立する計画を明らかにした数日後のことだ。ジェミナイ創設者のタイラー・ウィンクルヴォス氏とキャメロン・ウィンクルヴォス氏は最近「今年、アジア太平洋地域での国際的な成長に大きな計画がある」とのべていた。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
North Korean Malware Targets macOS Users by Evading Apple Notarization
Thune helped cosponsor a crypto bill in 2022 called the Digital Commodities Consumer Protection Act
DeltaPrime Protocol Attacked on Arbitrum and Avalanche, Resulting in $4.8 Million Loss
Polymarket Founder Raided by FBI After Trump Win, Company Says
0.00