昨日のBTC相場は反発。未明に一時27,000ドル(約360万円)を割り込むも、反発、今朝方、28,000ドル(約375万円)を上抜けた。
Cointelegraph Japan
2023年04月26日 10:35
ビットコイン反発、どうして戻った?戻りの目途は?
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・28,000ドル台に反発
・ファーストリパブリック銀行(FRC)で1000億ドルの預金流出が判明
・金融不安が再燃、BTCは切り返す
・半値戻しの29,000ドルが目先の戻りの目途か
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は反発。
未明に一時27,000ドル(約360万円)を割り込むも、反発、今朝方、28,000ドル(約375万円)を上抜けた。
週明けの米株市場が高寄り後失速したこともあり、BTCは一時27,000ドルを割り込んだが、その後、米長期金利が低下、米株も反発する中、27,000ドル台半ばに値を戻した。
米株クローズ後、3月の金融不安で次の破綻先として市場の売りに見舞われ、大手銀行11行による300億ドルの預金提供で信用不安が一服していたファーストリパブリック銀行(FRC)の第1四半期決算発表で、収益は予想を上回ったが、預金が1000億ドル流出していたことが判明した。
これを受け時間外取引で同社株は2割下落、その後も証券会社などが同社株の見通しを「売り」に引き下げる動きが続いた。
米株オープン時に同社株は3割下落。場中に1000億ドルの資産売却を発表、同社株は一旦売買が停止されたが、再開後も下落は止まらず、前日比5割の低下となった。信用不安懸念が再浮上し米2年債金利が低下、BTCも28,000ドル台を回復した。
業界関連でも少し動きが見られた。朝方、コインベースがSECを提訴。昨年7月に提出したどのトークンが証券に該当するのか規制を明確化して欲しいとの嘆願書に回答させるように裁判所に求めた。デジタルカレンシーグループ(DCG)傘下で経営不振に陥っていたジェネシス社の破綻処理において一部債権者がDCGなどが提示した和解案に異議を唱えていると報じられた。Binance USは紆余曲折の末、内定に至ったボイジャーの資産購入を撤回した。いずれも、ややきな臭い動きではあるが、市場は影響を測りかねている様子か。
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