5月1日〜7日のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比139,036円(3.48%)安の3,8352,001円と、高値を維持するも反落した。
Cointelegraph Japan
2023年05月08日 19:03
FOMC通過も不透明感残る BTC手数料高騰の影響は?
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
5月1日〜7日のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比139,036円(3.48%)安の3,8352,001円と、高値を維持するも反落した。
米地銀のファースト・リパブリック・バンク(FRC)の経営破綻を受けた米株市場のリスクオフが波及し、週明けから上値の重い展開で始まった先週のBTC相場だったが、火曜日に発表された3月のJOLTs求人件数の減少を受けた米国債利回りの低下が相場の支えとなり、380万円を維持し底堅い推移に転じた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が2・3日で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場の予想通り政策金利の25ベーシスポイント(bp)引き上げが決定され、声明ではこれまでの金融引き締めの効果を注視する旨が記され、利上げ停止の可能性が示唆された一方、パウエルFRB議長の記者会見は今後の動きに不透明感が残る内容となり、BTC相場は反発するも伸び悩み、節目の400万円回復に失敗した。
週後半には、アップル(AAPL)の好決算や、経営難への懸念から売り込まれていた米地銀株に押し目買いが入り、BTCは米株に連れ高となる場面もあったが、ビットコインのBRC-20トークン規格で発行されたmeme(ミーム)コイン相場が急落したことや、ビットコインネットワーク上の手数料高騰を受けたネットワークの逼迫、延いては海外大手取引所での出庫一時停止などの弊害が生まれ、週末のBTC相場は400万円から反落した。
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