1月に210万円台でスタートしたBTC/JPYは順調に上値を追い2/20には約340万円の高値を付けた。
著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・移動平均線にサポートされるBTC
当社取引ツールより作成
上図は、年初から現在までのBTC/JPY日足チャートに移動平均線(75日,100日)を描画したものである。
年初からの動きを振り返ると、1月に210万円台でスタートしたBTC/JPYは順調に上値を追い2/20には約340万円の高値を付けた。その後、3月にはETHのアップデートを見越したETH選好の流れとSVB(シリコンバレーバンク)の破綻にいたる一連の流れからか下落に転じるが、100日移動平均線でサポートされ上昇に転じた。
上昇後は4/14に410万円代の高値をつけるが400万円台は上値が重くなり、三角持ち合いを形成(上図青矢印)していたが5/8にこれを下にブレイク、現在は75日移動平均線にサポートされる形で推移している。
年初以降の動きからは、比較的長期の移動平均線がサポートとして機能しやすいという点が言えるだろうか。
3月の下落ではSVBの破綻、5月の下落では米国の債務上限問題というファンダメンタル由来の下落をそれぞれサポートラインで跳ね返している。
言い換えれば、長期の移動平均線を下にブレイクするような下落が起きた場合、それが年初からの上昇トレンドの終了を意味すると言えるだろう。
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