ブロックチェーンベースのデジタル決済ネットワークであるリップルは、2023年第1四半期に仮想通貨取引所ビットスタンプへの少額出資を実施した。デジタル投資会社ギャラクシーデジタルがこの取引を助言したと、5月9日のギャラクシー株主会議の議事録で明らかになった。
ブロックチェーンベースのデジタル決済ネットワークであるリップルは、2023年第1四半期に仮想通貨取引所ビットスタンプへの少額出資を実施した。デジタル投資会社ギャラクシーデジタルがこの取引を助言したと、5月9日のギャラクシー株主会議の議事録で明らかになった。
リップルが購入した株式は、米国を拠点とするデジタル資産投資会社パンテラ・キャピタルが以前所有していたものだ。パンテラはビットスタンプの最大株主の一つだったが、2018年に取引所がベルギーの投資会社NXMHに買収された時点でその地位は終わった。その時、会社の評価額は6000万ドルだった。
パンテラは2014年に同社に1000万ドルを投資し、一部の出資分もNXMHに売却した。
ギャラクシーの社長兼最高情報責任者であるクリス・フェラーロ氏は次のように述べている。
「私たちのグローバルマーケット事業では、投資銀行チームが過去最高の成績を収めたことを受けて、リーディングブロックチェーン資産管理会社であるパンテラのビットスタンプへの出資分をQ1にリップルラボへ売却するようアドバイスした」。
リップルがどれくらいの金額を支払ったのか、また取引がどのように構築されたのかは明らかではない。コインテレグラフはリップルに問い合わせたが、すぐには返答は得られなかった。
2011年に設立されたビットスタンプは、デジタル資産取引を提供する最初の仮想通貨取引所の一つだ。同社はルクセンブルクを拠点に100ヶ国以上のクライアントにサービスを提供している。コインマーケットキャップによると、ビットスタンプは現在、取引量でトップ10の仮想通貨取引所の一つで、過去24時間で1億6400万ドル相当のトークンが取引されている。
リップルとビットスタンプの関係は長い年月にわたるものだ。かつてビットスタンプはリップルのXRPトークンのゲートウェイとして機能しており、現在もXRPのペアがビットコインに次いで2番目と3番目に取引量が多い。ビットスタンプはまた、仮想通貨取引所バイナンスに次いでXRP市場が2番目に大きい。
2020年からリップルは米証券取引委員会と高額な訴訟を巡り争っており、XRPが証券の定義を満たしているか否かが問題となっている。訴訟の最新の進展として、米国の証券規制当局による内部審議の記録の非公開を求める申し立てが却下された。この動きはリップルにとって勝利と見なされ、同社は証券取引委員会の内部スピーチの一部が訴訟中の重要な証拠だと考えている。
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