本日のBTC相場は上値余地を探る展開を予想する。週末の債務上限問題の大枠合意でBTCは上昇したが、半値戻しの水準で上値を押さえられた。昨日は米市場がメモリアルデーの休日だったことで、その後動意の薄い展開となった。
Cointelegraph Japan
2023年05月30日 11:38
ビットコイン、デフォルト回避見通しで上昇、ここからどうなる?【仮想通貨相場】
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・28,000ドル台に半ばまで反発
・メモリアルデーの米休場で動意薄
・欧州株は失速、米株式も伸び悩む
・今晩より米下院で審議入り、デフォルト回避に向け一歩ずつリスクオンが進むか
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は上昇後、高値圏でのもみ合い。
朝方、28,000ドル(395万円)に乗せるも、28,000ドル台半ばで上値を押さえられると、27,000ドル(約380万円)台後半での小動きに終始した。
日本時間で日曜日の朝方にバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が電話会談、債務上限交渉で大枠合意に達するとBTCは27,000ドル台に上昇。
月曜早朝の為替オープン前後にはドル売りの流れもあり、このところのレンジの上限27,000ドル台半ばを上抜けた。
更にCMEの先物開始前後では米株先の高寄りなどもあり28,000ドル台乗せに成功、更に債務上限引上げに関する与野党の合意内容が公表され、上院共和党のマコーネル院内総務も支持を表明する中、BTCは28,000ドル台半ばに値を上げた。
しかし、ちょうど4月14日の高値と5月12日の安値との半値戻しの水準で上値を押さえられると、アルトコインのピークアウトもあり28,000ドルを割り込んだ。
高寄りした日本株も失速、欧州株も前週比マイナス圏に値を下げる中、BTCもじりじりと値を下げた。
しかし、リップル社のガーリングハウスCEOが数週間以内の訴訟決着に言及、米交換所UPHOLDのCROがXRPは上場基準を満たしているとコメントする中、米国でのXRP再上場への期待感からかXRPが上昇、BTCも底堅く推移している。
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