①バイナンスコインが6カ月ぶりの安値 ②SECの提訴により暗号通貨企業のアメリカ離れが加速か? ③米国インフレが経済の一部減速で緩和へ ④ゲーリー・ゲンスラー氏がSEC委員長になる前にバイナンスの顧問契約を売り込み!?
①バイナンスコインが6カ月ぶりの安値
米証券取引委員会(SEC)がバイナンスとコインベースを提訴した際に、未登録証券と見なした多くの主要暗号通貨は6月7日に急落した。
CoinDeskのデータによると、バイナンスコイン(BNB)は24時間で8%下落し、1月初旬以来の最安値252ドルとなった。また、カルダノ(ADA)、ポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)など時価総額トップ10の暗号資産も6%~8%下落した。
その一方、ビットコインの下落はわずか0.9%に留まり、このことからトレーダーがビットコインは比較的安全だと考えていることがわかる。
②SECの提訴により暗号通貨企業のアメリカ離れが加速か?
米証券取引委員会(SEC)の暗号通貨取引所コインベースとバイナンス(Binance)に対する提訴は、長期的には規制の明確化をもたらし、アメリカで事業を展開する企業にとってプラスとなりうると一部の専門家は述べている。しかし短・中期的には明確にならないため、米国以外でを展開せざるを得なくなる可能性がある。
③米国インフレが経済の一部減速で緩和へ
イエレン米財務長官は6月7日CNBCのインタビューで、堅調な個人消費を背景に米国経済は好調だが、一部地域では減速していると述べ、今後2年間はインフレ率低下が引き続き進展するとの見通しを示した。
また、イエレン氏は、金利の上昇やリモートワークの普及によりオフィス需要が減少しているため、銀行は商業用不動産に関連した問題に直面する可能性があるが、ストレステストでは銀行には十分な資本があることが示されており、銀行監督当局は状況を注視していると述べた。
④ゲーリー・ゲンスラー氏がSEC委員長になる前にバイナンスの顧問契約を売り込み!?
ゲーリー・ゲンスラー氏がSEC委員長に就任する以前、2019年3月に暗号通貨取引所バイナンスの幹部やChangpeng Zhao(CZ)氏に接触し、自身を顧問として契約するよう売り込んだと言われている。
裁判所に提出された書類によると、バイナンスの代理を務める法律事務所は、ゲンスラー氏の過去の動向を考慮して、バイナンスに関わるSECの取り組みから退くよう要請している。一方、SEC側はCNBCに、「委員長は倫理的義務と退任の義務を十分に認識し、遵守している」と声明を出した。
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