①ビットコインが2万8000ドル突破 ②ビットコインの流動性が低下 ③暗号通貨は分散化へ ④国内の暗号通貨レバレッジ取引の上限倍率引き上げを要望
①ビットコインが2万8000ドル突破
6月20日、ビットコイン(BTC)の価格が今月に入って初めて2万8000ドルを突破した。世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコイン現物の上場投資信託(ETF)を米国で上場申請したことが追い風となった。
https://japan.wikibit.com/dailynews-20230619-01/
このニュースを受け、ビットコインは約9%値上がりした。
②ビットコインの流動性が低下
ビットコインは取引履歴がほとんどないウォレットへの流入が過去6カ月で最も速いペースであるという。これは多くの長期投資家がビットコインを購入し保有し続けていることを意味している。
グラスノード(Glassnode)の非流動性供給量変動指標は6月19日に14万7351.58BTC(39億ドル相当)まで上昇し、12月19日以降で最多になった。
ビットコインの長期投資はこちらの記事で、やり方、注意点、成功させる秘訣を解説しているので、ぜひ読んでほしい。
https://japan.wikibit.com/bitcoin-long-term-holding/
③暗号通貨は分散化へ
米証券取引委員会(SEC)リップルに対する訴訟でリップルが開示した、SEC企業財務部の元ディレクターのウィリアム・ヒンマン(William Hinman)氏がイーサリアムは証券とは思えないと述べた2018年の講演に関連する電子メール(ヒンマン文書)により、イーサリアムが証券に分類されないことになると、今後暗号通貨は分散化を目指す可能性が高くなる。
④国内の暗号通貨レバレッジ取引の上限倍率引き上げを要望
ブルームバーグによると、日本国内の暗号通貨業界は7月末にも、レバレッジ取引の上限倍率の引き上げを金融庁や政府関係者に要望する方針であるという。
以前は証拠金に対して最大25倍の取引が可能だったが、現在の上限である2倍に引き下げたことで取引量が急減した経緯がある。そのため、上限倍率を引き上げることで、巻き返しを図る狙いがある。上限倍率は4〜10倍を要望する見込みである。上限を引き上げることで機関投資家からの資金流入や海外企業の日本参入も期待している。
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