WikiBit 2023-06-21 23:40セルフカストディウォレットを手がけるビットキープは6月21日、BRC-20トークンのサポートを発表した。
Zhiyuan Sun
2023年06月22日 08:40
ウォレットプロバイダーのビットキープ、BRC-20トークンのサポート発表
セルフカストディウォレットを手がけるビットキープは6月21日、BRC-20トークンのサポートを発表した。この機能により、ユーザーはBRC-20トークンとノンファンジブルトークン(NFT)を表示、ランク付け、転送することが可能だ。開発者は「将来的に」BRC-20トークンのウォレット内スワップを導入するとも述べている。
先月、仮想通貨取引所のOKXも、OKXウォレットアプリを通じたBRC-20トークンのサポートを発表した。多くの中央集権型及び非中央集権型の取引所もBRC-20への対応を進めている。
一方で主要ウォレットであるトラストウォレットはBRC-20トークンを解説する記事を掲載しているが現時点でBRC-20トークンに対応していない。また、現在メタマスクで保管することもできない。
一方で、BRC-20トークンの現在の市場規模は1億5450万ドルで、ミームコインの人気がピークを迎えた5月の時点での最高値からほぼ85%減少している。現在のBRC-20トークン市場規模の大部分は、WZRD、PIZA、PEPEなどのミームコインで占められている。
BRC-20は、ビットコイン上で新しい資産を生み出すための新たなトークン規格だ。BRC-20はオーディナルズとインスクリプションという仕組みによって実現する。オーディナルズはビットコインの最小単位であるsatoshiに個別の番号を割り振り、それぞれ画像や動画といった特定の情報を関連づける仕組みで、JSON形式でトークンの供給量や転送を設計する。インスクリプションはユーザーがビットコインブロックチェーン上にユニークなデジタル資産を作ることを可能にする。これらを組み合わせたBRC-20トークン規格は、ユーザーがビットコインネットワークでのトークンをデプロイ、発行、転送できるようになる。
しかし、ERC-20トークン規格と異なり、BRC-20トークンは複雑な機能を実行できず、上記の3つの特性(デプロイ、発行、転送)に限定されている。このプロトコルは、2023年3月8日にツイッターユーザーのドモ氏によって作成された。記事執筆時点、34,652種類のBRC-20トークンがデプロイされている。一方、イーサリアム上には最大で4億種類のERC-20トークンが存在する可能性がある。ドモ氏自身はBRC-20規格を「価値がない」とし、「大量発行にお金を浪費しない」ように、この「楽しい実験」に対する警戒を呼びかけている。
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