シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所のクリプトドットコム(Crypto.com)は、スペイン中央銀行から仮想資産サービスプロバイダー登録を取得した。
Prashant Jha
2023年06月24日 14:48
クリプトドットコム スペインで仮想資産サービスプロバイダーのライセンス取得
シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所のクリプトドットコム(Crypto.com)は、スペイン中央銀行から仮想資産サービスプロバイダー登録を取得した。この規制認可により、同取引所は仮想通貨に対して積極的な姿勢を取るスペインで、さまざまな仮想通貨関連サービスを顧客に提供できるようになる。
クリプトドットコムは、マネーロンダリング対策指令の遵守を徹底的に見直し、他の金融規制にも従うことが求められる。スペインでの最新の規制認可は、シンガポール金融管理局(MAS)からデジタル支払いトークンサービスの決済機関のライセンスを取得した数週間後のことだ。
クリプトドットコムのクリス・マルザレクCEOは、スペインの仮想通貨市場への参入を、「コンプライアンスへの取り組み」の証明であるとし、「スペイン中央銀行と連携して市場で製品やサービスを提供し、ユーザーに包括的で安全・安心な仮想通貨体験を提供することを楽しみにしている」と語った。最新の規制認可により、同取引所は、スペインを含む約12カ国で規制対象のプラットフォームとなった。シンガポール、フランス、イギリス、ドバイ、韓国、オーストラリア、イタリア、ギリシャ、ケイマン諸島で規制承認を取得し、オンタリオ証券委員会およびカナダ証券管理者で事前登録を行っている。
クリプトドットコムは、2021年から2022年の強気相場の間、多くの仮想通貨関連企業と同様に業績を伸ばし、パートナーシップを拡大し、複数の管轄区域で規制承認を取得した。同プラットフォームは、ロサンゼルスの有名な競技場・多目的アリーナであるステープルズ・センターの命名権を取得したことで話題となった。
しかし、弱気相場の到来により、同プラットフォームはビジネス上の問題や需要の減少に直面し、6月初めに米国での機関投資家向けプラットフォームを閉鎖した。
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