世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の認可を得る確率は50%だと、ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は主張している。
Brayden Lindrea
2023年06月28日 18:00
ブラックロックのビットコインETF 承認される確率は「50%」=ブルームバーグアナリスト
世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の認可を得る確率は50%だと、ブルームバーグのシニアETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は主張している。
バルチュナス氏の予測は、ブルームバーグ・インテリジェンスのシニア訴訟アナリストであるエリオット・スタイン氏が、グレイスケールが証券取引委員会(SEC)に対する訴訟で勝利する可能性を70%と評価したことを受けてのものだ。バルチュナス氏によれば、SECがブラックロックのETF申請を、「信頼できる“大人”の伝統的な金融機関」からのETFを許可することで「メンツを保つ」手段として好意的に見る可能性があるという。
グレイスケールが2022年6月に米証券取引委員会の申請拒否を不服として訴訟に訴えて以来、両者は法的な書類のやり取りや裁判所での弁論を行ってきた。
「グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)をビットコインETFに転換する企業の提案に対するSECとの訴訟で、グレイスケールが勝つ確率は70%だと我々は信じている」とスタイン氏は書いている。彼は、尋問内容をみると、全ての判事がグレイスケール側に立つように見えたため、訴訟の勝算は口頭弁論が終了した後に40%から増加したと語った。スタイン氏は8月までに結論が出ると予想している。
ビットコインETFの申請は最近の業界の焦点となっており、フィデリティ、インベスコ、ウィズダムツリー、ヴァルキリーがブラックロックの後にSECへの申請を行った。もしSECがJPモルガン、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、BNYメロン、バンク・オブ・アメリカなどが提供を検討している同様のサービスの申請を最終的に承認すれば、デジタル資産市場は総額27兆ドルの資産を管理する企業に開放されることになる。
グレイスケールの訴訟の結果が待たれる中、GBTCは2023年に134%上昇し、19.47ドルに達した。これはGoogle Financeによれば、2022年5月13日以来の最高価格を記録している。
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