昨日のBTC相場は上値の重い展開。31,000ドル(約445万円)で上値を押さえられるとじりじりと値を下げ、今朝方一時30,000ドル(約430万円)を割り込んだが、同水準では底堅さを見せている。
Cointelegraph Japan
2023年06月29日 11:21
ビットコイン、イベント目白押しの金曜日を控えポジション調整売りに注意【仮想通貨相場】
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・一時30,000ドル割れ
・WSJがFTX再開協議開始と報じる
・FRB議長、2会合連続利上げ排除せず
・金曜日のイベント・米休暇シーズン前のポジション調整売りに注意
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は上値の重い展開。
31,000ドル(約445万円)で上値を押さえられるとじりじりと値を下げ、今朝方一時30,000ドル(約430万円)を割り込んだが、同水準では底堅さを見せている。
週末のロシアの混乱を受け、週明けの市場はリスクオフ気味に始まったが、ワグネルのプリゴジン氏が亡命先のベラルーシに到着、リスクオフの巻き戻しが入る中、BTCは堅調に推移した。
フィデリティがBTC現物ETF申請を準備しているとの報に31,000ドルにワンタッチしたが、CME先物の窓埋めにあと5ドルという水準で跳ね返されると、徐々に上値を重くした。
同じ頃、Bloombergのアナリストがグレイスケール申請の現物ETFをSECが否認したことを巡る裁判でSECが敗訴する確率を7割と想定、判決が出る前にSECがブラックロックのETFを承認する確率を5割としたことが話題となった。
BTCはじりじりと30,000ドル前半に値を下げたが、午後に入りWSJがFTXが再開に向け協議を開始したと報じ、FTXが発行したトークンFTT価格が急騰、BTCも若干強含んだ。その後は再びじりじり値を下げたが、30,000ドルでサポートされ反発を見せた。
しかし、ポルトガルで開催中のECB主催のシンポジウムでパウエル議長が連続利上げの可能性を排除せず、米株が軟調に推移する中、BTCは30,000ドル台半ばで上値を押さえられた。
すると今朝方、カルダノ(ADA)やポリゴン(MATIC)などアルトコインが失速、BTCも連れ安となり一時30,000ドルを割り込んだ。
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