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仮想通貨業界に入ってくる新規開発者 過去1年間で約50%減少=レポート

 仮想通貨業界に入ってくる新規開発者 過去1年間で約50%減少=レポート WikiBit 2023-07-11 05:25

エレクトリック・キャピタルの開発者レポートによると、仮想通貨業界に新規参入する開発者の数が、過去1年間で約50%減少した。

  Gareth Jenkinson

  2023年07月11日 14:25

  仮想通貨業界に入ってくる新規開発者 過去1年間で約50%減少=レポート

  エレクトリック・キャピタルの開発者レポートによると、仮想通貨業界に新規参入する開発者の数が、過去1年間で約50%減少した。

  仮想通貨開発者エコシステムの最新の動向を示すこのレポートでは、業界で1年以上働いているプログラマーが、退職した開発者よりも多くのコードにコミットし、より多くの日数を働いていることが示されている。

  データによれば、仮想通貨エコシステムは6月1日現在、推定でアクティブな開発者が2万1300人いるとされる。この分野は、2022年6月以降、開発者数が22%減少した。

  しかし、業界を去った開発者は「新人」であり、業界で1年未満しか働いていないとカテゴリーの人々だったという。これらの開発者の退職がもたらす影響は、過去12ヶ月間の全コードコミットの20%未満を担当していたことを考慮すると、それほど大きなものではない。

  業界で1年以上働いている長期の開発者は、コミットされたコードの80%以上を担当している。レポートによれば、約7700人の新規参入者開発者が2022年6月以降に業界を去ったと推定される。業界で最大2年間働いている「新興開発者」は1650人増加し、仮想通貨分野で2年以上の経験を持つ「確立された開発者」は150人増加した。

  レポートは、新規開発者の減少は、仮想通貨分野で仕事を探すプログラマーが減少したためだと指摘している。これは、広範な仮想通貨市場を抑制している継続的な弱気市場によって悪化している。

  レポートでは、2023年の新規開発者の維持率が2022年や2021年よりも大幅に低下しているものの、長期的な時間枠で見れば「異常」なトレンドではないとも指摘する。「2015年から始まるコホート維持分析を見ると、弱気相場中に参加する開発者がより早く去ることがわかる」という。

  新規開発者は通常、市場がピークを迎える時期に仮想通貨業界に参入する。2018年1月の仮想通貨市場のピークから6ヶ月後には、新規開発者の占有率が70%に達した。これに続いて、2021年11月の市場最高値の6ヶ月後には、新規開発者の占有率が60%に達した。

  一方、新興開発者と確立した開発者は、仮想通貨分野が弱気相場に入ると業界を支配する傾向にある。

  2022年の後半には、厳しい市場状況に対応するために企業が縮小を図る中で、仮想通貨業界全体で大量のレイオフが発生した。その後、業界は2023年2月からレイオフが減少し始めたと、コインテレグラフが行った市場調査で明らかになった。

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