リップルラボが7月13日米証券取引委員会(SEC)との訴訟で部分的に勝利を収めた後、XRPは時価総額で第4位の仮想通貨となった。
リップルラボが7月13日米証券取引委員会(SEC)との訴訟で部分的に勝利を収めた後、XRPは時価総額で第4位の仮想通貨となった。
判決のわずか数時間後、XRPの時価総額は212億ドル急騰し、今年最高値の461億ドルを記録した。その結果、それは時価総額7位から上昇し、サークルのUSDコイン(USDC)とバイナンスのBNBトークンを超えた。
記事執筆時点で、リップルの時価総額は425億ドルに落ち着いている。
XRPの突然の急騰は、ニューヨーク南部地区裁判所が「デジタル資産取引所でのXRPの提供と販売は投資契約の提供と販売には当たらない」と判断した直後に起こった。
TradingViewのデータによると、判決後の数時間でXRPの価格は最大98%上昇し、最高で0.93ドルに達した。
XRP買いの動きが一時的なものであったとしても、「前例のない」取引高の急増のために、米国の仮想通貨取引所Upholdが一時的にダウンする原因となった。同取引所によれば、「取引高が50倍となった」ため、プラットフォームで対応できなかったという。
Upholdは、XRPの取引をサポートし続けていた数少ない大手米国仮想通貨取引所の1つだった。他の取引所はXRPの上場廃止を選んでいた。
新しい判決は、米国の主要取引所からの再上場活動の新たな波を引き起こした。コインベース、クラーケン、iTrustCapitalはそれぞれのプラットフォームでトークンの再上場を発表している。
ウィンクルボス氏が所有する仮想通貨取引所ジェミナイも、近い将来にXRPを再上場することを示唆している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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