CoinGeckoによると、今年の第2四半期はビットコインのパフォーマンスが堅調であり、「流血」していたアルトコインに対して市場支配力が増加した。
Martin Young
2023年07月19日 16:50
2023年第2四半期の仮想通貨市場 ビットコインが最大の勝者に:CoinGeckoレポート
CoinGeckoによると、今年の第2四半期はビットコインのパフォーマンスが堅調であり、「流血」していたアルトコインに対して市場支配力が増加した。
CoinGeckoは7月18日に、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)が第2四半期に引き続きパフォーマンスを伸ばしているとした2023年第2四半期の業界レポートを公表した。一方で、バイナンスコイン(BNB)、XRP、カルダノ(ADA)はこの期間に二桁の損失を出した。CoinGeckoによると、BNBとADAは、証券取引委員会(SEC)がバイナンスとコインベースに提訴した訴訟で証券とラベル付けされたことが影響し、最大の損失を出した。
分散型金融(DeFi)トークンは、ユニスワップ(UNI)、チェーンリンク(LINK)、リド(LDO)が二桁の損失を出すなど、四半期中に特に大きな打撃を受けた。時価総額上位5つのメタバースとPlay-to-Earnのトークン、アクシーインフィニティ(AXS)、サンドボックス(SAND)、ディセントラランド(MANA)も最大40%の損失を記録した。
その結果、ビットコインの市場支配力は6月末には2年ぶりの高水準である52%を超えた。しかし、リップルの裁判における一部勝訴によるアルトコインラリーの後、最近では50%を下回っている。さらに、80%のXRP急騰の後に利益を出したアルトコインの大部分はすでにそれらを失い、裁判の判決前の状態に戻している。
CoinGeckoは、時価総額全体は四半期を通じて横ばいで、期間開始時と同じ1.2兆ドルで終わったと報告した。それは第3四半期に入っても横ばいが続き、執筆時点でも1.2兆ドルとなっている。
この期間の大きな勝者はビットコインだったとレポートは指摘する。ビットコインはほぼ7%の増益を達成し、ほかの市場を大きく上回るパフォーマンスを見せた。しかし、BTCの平均日次取引量は前四半期から58.7%減少した。「第1四半期の素晴らしいパフォーマンスの後、ビットコインは第2四半期でも主要な資産クラスのほとんどを上回り、NASDAQとS&P500に次ぐパフォーマンスを維持している」とレポートは書いている。
XRPを除くほとんどのアルトコインが現在も後退を続けているため、ビットコインが仮想通貨の王者であり続ける中で、「アルトコインの季節」到来への期待は減退している。
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