パラオ政府は、7月26日に米ドルペッグのステーブルコインに関するパイロットプロジェクトを開始する予定だ。新しいコインはXRPレジャー上で発行される。
Derek Andersen
2023年07月26日 15:45
太平洋の島国パラオ 米ドルペッグのステーブルコインで試験プロジェクト | リップルのプラットフォーム活用
パラオ政府は、7月26日に米ドルペッグのステーブルコインに関するパイロットプロジェクトを開始する予定だ。新しいコインはXRPレジャー上で発行される。
パラオ政府は、パイロットプロジェクトの一環として最初のパラオステーブルコイン(PSC)を政府職員に対してリリースする予定だ。これは、ボランティアを使ってさまざまなデバイスで購入テストが数日間行われた後に発表された。
「クルック(The Kluk)」というニックネームがつけられたPSCは、5月にデビューしたリップルのCBDCプラットフォームを使った最新のプロジェクトとなる。リップルは当時、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行について20以上の政府と協議中だと主張していた。しかし、パラオとのパートナーシップはCBDCプラットフォームよりも前に締結されていた。リップルとパラオのパートナーシップは2021年に発表され、2022年にローンチする予定だった。
パラオは太平洋のオセアニア地域に広がる島しょ国で、人口は僅かに1万8000人ほどで、米ドルを法定通貨として使用している。
パラオでは既にデジタル居住者プログラムを持ち、クリプティックラボが支援するIDを発行しており、バイナンスBNBブロックチェーン上で非代替性トークンとして利用可能だ。パラオのルートネームシステムIDは、識別および本人確認目的で有効であり、いくつかの主要な国際組織に認識されている。その費用は月額20ドル強だ。
太平洋の島しょ国は近年、仮想通貨開発に積極的だ。例えば、マーシャル諸島はCBDCを発行し、分散型自律組織(DAO)を合法化している。トンガはビットコインを法定通貨として導入する計画を発表していたが、2023年1月の予定されていた導入は見送られたようだ。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
South Korea: Upbit Investigated for Over 500,000 KYC Violations
MacBook Users with Intel Chips Urged to Update for Enhanced Security
Solana-Based Trading Terminal DEXX Hacked, Over $21M in User Losses
South Korea to Enforce 20% Crypto Tax in 2025 with Increased Exemption Limit
0.00