ジャック・マー氏が支援するアント・グループは、中国金融事業の中核ではない一部事業の再編や切り離しを計画している。この動きにより、同社は香港での新規株式公開(IPO)に備えることになる。
Ezra Reguerra
2023年07月27日 08:00
アント・グループがIPOを計画、ブロックチェーン事業を切り離しか
ジャック・マー氏が支援するアント・グループは、中国金融事業の中核ではない一部事業の再編や切り離しを計画している。この動きにより、同社は香港での新規株式公開(IPO)に備えることになる。
ブルームバーグは、匿名の情報筋の話として、アント・グループが株主に対し、ブロックチェーンデータベースの管理を主要な事業から切り離すことを検討しており、その後、中国での金融保有ライセンスを申請する予定であると伝えたと報じた。
再建計画を完了しライセンスを確保した後、同社は上海と香港で二重上場ではなく、香港のみでの上場の準備を整えることができる。
2020年、アント・グループは香港と上海で300億ドルのIPOを試み、2260億ドルの評価額を目標とした。もし成功していれば、新規株式公開額は294億ドルを調達したサウジアラムコのIPOなどの過去の記録を超え、史上最大規模となっていただろう。しかし、IPOが実現する前に中国政府が介入した。
計画は実現可能であるように見えるが、報道によるとまだ最終決定されておらず、変更される可能性があると指摘している。
アーリーワークスがナスダックでのIPO価格を発表
一方、独自のプライベート・ブロックチェーン技術であるグリッド・レッジャー・システム(GLS)を扱う日本のブロックチェーン企業アーリーワークスは、米国預託株式120万株の新規株式公開価格を発表した。株式は1株あたり5ドルで発行され、ナスダック・キャピタル・マーケットへの上場が承認されている。
アーリーワークスのプレスリリースによると、今回の募集で得た資金は、GLS とそのシステム開発キット (SDK) の研究開発への投資に使用される。さらに、同社は新しい人材を採用し、内部ガバナンスシステムを強化する予定だ。同社はブロックチェーン事業に投資することも強調した。
アーリーワークスのGLSは、高速処理を実現するデータベース技術を統合したハイブリッドブロックチェーン。アーリーワークスは、このテクノロジーをさまざまな業界で活用し、エンジニアに汎用 SDK を提供することを目指している。
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