①店頭取引に関連するアドレスのビットコイン保有量が33%減少 ②コインベースがSECの提訴棄却求める ③猫のミームコイン・トシがコインベースのレイヤー2Baseで注目
①店頭取引に関連するアドレスのビットコイン保有量が33%減少
機関投資家の活動の代理人である店頭取引(OTC)デスクに関連するアドレスに保有されているビットコイン(BTC)の量が6月15日以来の最低水準まで減少した。
8月3日現在、いわゆるOTCデスク残高は5138 BTCで、ビットコインの記事執筆時点の市場価格2万9225ドルで約1億5000万ドルとなっている。グラスノード(Glassnode)が追跡したデータによれば、これは6月末の7697BTCという1年ぶりの最高残高から33%の下落である。
②コインベースがSECの提訴棄却求める
米暗号通貨取引所コインベースは米証券取引委員会(SEC)との裁判で、SECが管轄権を大きく逸脱して提訴を行っていると主張し、提訴の棄却を求めた。
SECは6月にコインベース(Coinbase)を提訴し、コインベースが有価証券である暗号資産の未登録のブローカー、取引所および清算機関として活動することで連邦証券法に違反したと主張し、こうした要件を満たすとSECが考える13個の暗号資産を例に挙げた。
これに対し、コインベースは8月4日に提出した書類で、SECはこれらの事例のいずれにおいても投資契約が関与しているとは主張していないとして反論した。
提出書類では、リップル社とSECの裁判で先月下された判決にも言及し、基礎となる事実は「ここで主張されている事実と実質的に同一」であると述べた。この判決では、リップル社の機関顧客への直接販売は有価証券取引であるが、リップル社のプログラム的な販売(誰でも購入できるようにエックス・アール・ピー(XRP)を取引所に上場させること)は有価証券取引ではないとの判決が下された。
③猫のミームコイン・トシがコインベースのレイヤー2Baseで注目
米暗号通貨取引所コインベースCEOブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏の猫にちなんで名付けられたミームコインのトシ(TOSHI)が、8月9日に一般公開予定のコインベースのブロックチェーンBase上で主要な暗号資産として急速に浮上していることが、ソーシャルメディアX(旧Twitter)で話題になっている。
過去24時間にBaseネットワーク上の分散型取引所(DEX)であるスシスワップで交換されたミームコインは1000万ドル相当に上り、取引ペアには100万ドル以上のイーサリアム(ETH)の流動性が提供された。
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