「8月15日」WikiBit速報まとめ

　　

　　①FTX創業者が顧客資金1億ドルを政治献金に流用

　　米連邦検察当局は8月14日、経営破綻した暗号通貨取引所FTXトレーディング創業者サム・バンクマンフリード被告が顧客資金を流用して2022年の米中間選挙前に1億ドル以上の政治献金を行っていたとして、追起訴した。

　　

　　起訴状では、被告がFTXの幹部2人に献金規制を回避して民主、共和両党に献金するよう指示し、資金の出所を隠し、「（被告は）影響力を利用し、FTXがより容易に顧客資金を受け取り成長し続けられるような法案や規制案を支持するよう議会や規制当局に働きかけた」と指摘している。

　　

　　②トランプ前大統領が50万ドル相当のイーサリアムを保有

　　ドナルド・トランプ前アメリカ大統領が50万ドル相当のイーサリアムを保有していることが、最近公開された政府倫理局（OGE）への提出書類で明らかになった。

　　

　　2024年に再び大統領選に出馬するトランプ氏は長い間、暗号通貨懐疑論者だった。しかし、彼は昨年、自身の画像を使ったNFTカードのコレクションを発表し、数時間で完売しており、50万ドル相当のイーサリアムもこれに関連する可能性が高い。

　　

　　③ビットコイン現物ETFは市場のさらなる成長の原動力になる

　　「暗号通貨の上場投資信託（ETF）は、単にスポット市場での需要を創出することによって市場に資本を追加するだけでなく、これらの商品の規制当局の承認というシグナルが正当性を求めるリテールやその他の機関投資家のフローによる成長のフライホイールを生成する」と投資会社のバーンスタイン（Bernstein）は8月14日の調査報告書で述べた。

　　

　　④コインベースがカナダ事業を正式に立ち上げ

　　大手暗号通貨取引所コインベースは8月14日、カナダ事業を立ち上げた。

　　

　　カナダの決済企業Interacと提携しており、ユーザーはInteracのオンライン送金システムを通じて、コインベースウォレットへのカナダドル入出金を円滑に行うことが可能だ。

　　

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