①バイナンスが取引拡大を目指して時価総額の少ない暗号資産プロジェクトにアプローチ ②カーブ危機が示すDeFiと分散型リスク管理の落とし穴 ③メルセデス・ベンツがNXTが新コレクションを発表
①バイナンスが取引拡大を目指して時価総額の少ない暗号資産プロジェクトにアプローチ
世界最大の暗号通貨取引所バイナンス(Binance)は、流動性保護を強化する動きとして、流動性の低いトークンを持ついくつかの暗号資産プロジェクトに接触した。
バイナンスの広報担当者は、「先週、弊社のチームは、継続的なリスク管理の一環として、弊社のプラットフォームに掲載されている暗号資産を発行する少数のプロジェクトに接触した」と語った。「これらのプロジェクトは、相対的に低い市場流動性取引ペアおよび/または小さい時価総額で、潜在的な市場操作を含むリスクにユーザーをさらす可能性がある」。
②カーブ危機が示すDeFiと分散型リスク管理の落とし穴
DeFi(分散型金融)が2020年に注目を集めたとき、レガシー金融の欠点に対する解毒剤としてアピールされた。
分散型レンディングは銀行やクレジットスコア抜きでブロックチェーン上でデジタル資産を瞬時に貸し借りできるため、、DeFiのキラーアプリになるはずだった。さらに、昨年、FTXのような中央集権型暗号資産レンディング業者が犯罪者や不適切な運営のせいで崩壊するなか、最大の分散型レンディングのアーベ(Aave)プロトコルのような「優良プロトコル」は動き続け、伝統的な金融を改善するものとしてDeFiのアピールを支えた。
しかし数週間前、最大の分散型暗号資産取引所(DEX)のひとつであるカーブ(Curve)で7000万ドルのハッキングが発生し、DeFiが約束してきたことに亀裂があることが明らかになった。このハッキングは、連鎖的に一連の事態を引き起こし、DeFiレンディングは限界にまで追い込まれた。主要なDeFi資産の価格が「デス・スパイラル」に陥る恐れに直面し、コミュニティ主導の金融プラットフォームがリスク管理能力を備えているかどうかについて重大な問題を提起した。
③メルセデス・ベンツがNXTが新コレクションを発表
メルセデス・ベンツは8月23日に新しいデジタルコレクション、「メルセデス・ベンツ NXT Icons」を発表した。このコレクションはブランドの歴史と現在のアイコンを組み合わせたカードタイプのもので、7つの異なる時代にわたって18,860点のコレクションとして、構成されている。
以前にリリースされた「Maschine」および「メルセデス・ベンツ NXT Eternities」トークンの所有者には、「ミントパス」が提供されている。ミントパスは公式ウェブサイトでClaimすることができ、Claim期間は、最後のダッチオークションが開催されるまでとなっている。
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