①ビットコインとイーサリアムがデスクロスを形成か? ②ロシア下院議員がデジタル・ルーブルが銀行を駆逐すると予測 ③SBIレミットがXRPを活用した国際送金サービスを拡大 ④アーク・インベストがイーサリアム現物ETFを申請
①ビットコインとイーサリアムがデスクロスを形成か?
主要暗号資産の50日単純移動平均線(SMA)は200日SMAを下回り、2022年1月以来のデスクロスを形成する勢いである。
暗号通貨時価総額第1位のビットコインのデスクロスは、今後数日以内に起こる可能性が高い。これは短期的な価格の勢いが長期的な勢いを下回っていることを示し、弱気トレンドに発展する可能性がある。時価総額第2位のイーサリアム(ETH)もデスクロスを形成しそうである。
②ロシア下院議員がデジタル・ルーブルが銀行を駆逐すると予測
ロシアのアナトリー・アクサコフ(Anatoly Aksakov)国家院(下院)議員は、ブロックチェーンの発展とともに、最終的にはデジタル・ルーブルが銀行の必要性をなくすだろうと語ったと地元メディアが9月5日に報じた。
「銀行については、ブロックチェーンの発展とともに、その役割が薄れていくのではないかと思う」とロシア国家院銀行委員会の委員長であるアクサコフ氏は、AiF.Mediaクラブでの会合で語った。ただし、この国では銀行を廃止する計画はまだ立てられていない。
③SBIレミットがXRPを活用した国際送金サービスを拡大
SBIレミット株式会社は9月6日、仮想通貨XRPを活用した国際送金サービスについて、送金対象国を拡大する計画を発表した。
従来のフィリピンに加え、新たにベトナムとインドネシアへの銀行口座宛の送金が可能となる。この動きは、クロスボーダー決済プラットフォームTRANGLO Pte. Ltd.との提携によって実現した。公式サイトによれば、TRANGLOは東南アジア、中東、英国にオフィスを擁し、 世界100か国、1,300の銀行パートナーを有している。
④アーク・インベストがイーサリアム現物ETFを申請
資産運用会社のアーク・インベスト(ARK Invest)と21シェアーズ(21Shares)は、イーサリアム(ETH)を直接保有するETF(上場投資信託)の承認を申請した。9月6日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。
「Ark 21Shares Ethereum ETF」の申請は、アメリカ初のイーサリアムETFを実現しようとする試み。過去に数社が申請しているが、いずれも却下されている。カストディは、コインベース・カストディ・トラスト・カンパニー(Coinbase Custody Trust Company)が行う。
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