①ビットコインのボラティリティ指標が20日連続でイーサリアムを上回る ②米クラーケンが株取引の提供を検討 ③バイナンスがロシア事業を売却 ④ブラックロックなど大手資産運用会社がビットコインマイニング企業に投資
①ビットコインのボラティリティ指標が20日連続でイーサリアムを上回る
暗号資産オプション取引所デリビット(Deribit)の30日インプライド・ボラティリティ(IV)指数におけるイーサリアム(ETH DVOL)とビットコイン(BTC DVOL)のスプレッドは、9月7日以降一貫してマイナスとなっており、これはデリビットが2021年初頭にDVOLインデックスを開始して以来、最長となっており、ビットコインのIVは20日連続でイーサリアムを上回っている。
このスプレッドは、ビットコインのIVの相対的な豊富さを反映し、3月に約2年ぶりに一時的にマイナスに転じた。このことは、トレーダーがマクロ経済問題以外に目を向けておらず、暗号資産の取引にあまり関心を持っていないことを示している。
②米クラーケンが株取引の提供を検討
米暗号通貨取引所クラーケン(Kraken)が、アメリカとイギリスで株式とETFの取り扱いを検討していると、ブルームバーグが9月27日に関係者の話を引用して伝えた。早ければ2024年にサービスを開始する予定という。
関係者によると、株取引の提供は新部門のクラーケン証券(Kraken Securities)が構築したサービスを利用する予定だという。クラーケン証券はすでにイギリスでは必要な認可を取得しているが、アメリカではまだ承認されていないとのことである。
③バイナンスがロシア事業を売却
大手暗号通貨取引所バイナンスは9月27日、ロシア事業を同業のCommEXに売却すると発表した。なお、売却額は非公表である。
今後、継続的に売却に伴う収益の分配を受けたり、ロシア事業の株式買い戻し権を保持することはないとしている。
同社は、ロシアの既存顧客の資産は安全で、秩序ある形で顧客の移行を進めると説明している。売却には最大1年かかる見通しという。
④ブラックロックなど大手資産運用会社がビットコインマイニング企業に投資
世界大手運用会社ブラックロックは2020年から米暗号通貨マイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングスへの投資を増加し続けている。
ブルームバーグのアナリストのジェイミー・クーツ氏はビットコインの環境負荷の低減やESG(環境、社会、ガバナンス)への適合性の高まりが影響している可能性があるとの見解を示し、BTCマイニング市場への影響について分析した。ブルームバーグは先日、ビットコインマイニングの再生可能エネルギーの利用比率が50%を超えたと報じ、クーツ氏は、「ビットコインのエネルギー事情が変化している。ブルームバーグターミナルで発表された新しいノートはビットコインマイニングにおける再生可能エネルギー利用の急増を示している」と述べた。
https://www.wikibit.jp/dailynews-20230915-01/
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